心が締めつけられるようなストーリー「私たちはどうかしている」。
この勝負の行方が気になる!和菓子の繊細さも良い感じ!
「私たちはどうかしている 53話」を読みました。
さっそく53話の展開・見どころをご紹介していきたいと思います!
<52話 | 全話一覧 | 次話> |
↓31日間無料+600ポイントで好きな漫画を読んでみる↓
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
私たちはどうかしているの見どころを
いよいよこの日がやってきました。
七桜と椿はそれぞれ思う和菓子を大旦那に食べてもらいます。
そしてどちらかが選ばれる時が来たのです。
53話は緊張感のあるストーリー。
2人が一体何を想いながら、どんなものを作ったのか注目です!
私たちはどうかしている53話のあらすじネタバレ
大晦日になりました。
神様が選ぶのは
城島と栞は光月庵の除夜行灯をともし、神様の道を作りました。
神様は椿と七桜、どちらに微笑むのかと栞は言い、もし椿が負けてしまったらこの店を去ってしまうのではないかと心配しています。
城島は椿は負けないと断言しました。
椿には、七桜は勝てないと。
その様子を陰で見ていた女将の背後から、多喜川が声をかけると憎しみのこもった目で睨みつけられます。
多喜川は女将に向かって、そんな怖い顔をしないでと言いました。
でも女将が何の妨害もせずに今日を迎えるなんて、どんな風の吹き回しなんでしょうと多喜川が尋ねると、女将は椿が自分に釘をさしことを思い出しました。
女将は椿の勝利を信じて待つと言って立ち去りました。
栞はふと多喜川を見つけました。
城島に知り合いかと聞かれ、ちょっと・・・と言葉を濁しました。
七桜の想い
午後10時30分
七桜は部屋に入ってふすまを閉めた時、今日は椿を見ないということを心に決めます。
今年最後の亥の刻になりました。
大旦那の二人のお菓子をいただこうかという言葉で始まります。
七桜の方からもらおうという大旦那。
七桜が取り出したのは、さくらの模様が入ったお椀。
椀というのが、大旦那や椿には意外だったようです。
ふたを開けると、中のお菓子が見えるよりも先に、香りがふわっとしてきました。
中には柚子の上生菓子が・・・大旦那が口に入れると中には柚子の皮がまるごと、中のあんを包み込むように入っていました。
ひめ柚子を使ったと七桜は説明し始めます。
中をくりぬいて、極限まで皮を薄くして蜜漬けして中にあんを詰めて、それをあんで包んで美しく見える練りきりに仕上げました。
大旦那はもう一度その上生菓子を見つめて、ゆっくりと口にし香りに癒され・・・七桜の和菓子が好きだという気持ちが五感の全てで伝わってくると感じていました。
大旦那の心がポウと温まり、七桜にいつまでも包まれていたいようなあたたかい菓子だと評されました。
七桜は母と指切りした時のことを思い出しました。
御菓子の香りは食べたらなくなっていると言って母を困らせた七桜。
悲しそうな顔の七桜に、いつかそんなふうにさみしくならない御菓子を考えて作ろうと指切りをしたのです。
約束を果たし七桜は、自分が好きだと思える御菓子をきちんと作ることができました。
思い出の共有
椿が作った御菓子はつばき餅。
シンプルでとても伝統的な御菓子です。
意外に思う七桜。
大旦那は口にした途端に目を見張りました。
どうして椿がこの味を知っているのだと尋ねます。
椿は自分が初めて父に教えてもらった御菓子だと伝えました。
つばき餅は、大旦那が椿の父に手取り足取り教えた御菓子でもあったのです。
椿が父に教えてもらったと思われる時期は、幼い頃だったのに、こんな風に味を再現できるはずはないと大旦那は言おうとしました。
‘); ?>
大旦那はつばき餅を見つめながら、椿の父のことを思い出していました。
椿はおじいさまも父のことを思い出しているはずだと考えています。
大旦那の目から突然涙が溢れ出しました。
流れる涙を隠そうとも、拭おうともしませんでした。
椿も七桜も目を見張りました。
素晴らしい御菓子だった、もう一つずついただいて、考えさせてほしいと二人に伝えました。
椿に右の部屋、さくらは左の部屋で待っているように言われました。
跡を継いでほしい人の方の扉を大旦那が開けるのです。
部屋に入るとき、二人は扉の前で一瞬立ち止まりますが、椿はじっと七桜を見つめます。
七桜は決心した通り頬を紅潮させたまま、じっと前だけを見つめています。
七桜が部屋に入って扉を閉めると、椿はがっかりしたような顔で諦めたように自分の部屋に入って行きました。
一人きりになると大旦那はそんなところで聞いていても何も聞こえないだろうと女将に声をかけました。
驚いている女将に、二人が作ったお菓子を女将の前に並べました。
この店の味を継がせたい御菓子を選べと女将に言う大旦那。
女将は動揺しますが、大旦那は女将に敬意を払っていると言います。
女将は椿の作ったお菓子を選べばいいのだと食べ比べることに。
自分にはわかると自信があるのです。
よどみなく一つのお菓子を選んだ女将。
選ばれるのは
除夜の鐘が鳴り響くと大旦那は立ち上がり、二つの部屋の間に立ちました。
大旦那はためらいもせず扉を開けて、跡継ぎはお前だと言いました。
大切なものを手に入れられるのか否か
七桜が静かに振り返りました。
選ばれたのは二人のうちどちらなのでしょうか。
女将は椿の御菓子の味をわかったのでしょうか。
<52話 | 全話一覧 | 次話> |
↓31日間無料+600ポイントで好きな漫画を読んでみる↓
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
53話を読んだ感想
私たちはどうかしている第53話の感想と考察をお伝えします。
大晦日の運命の日。
お店の前に神様の通り道を作ったりするのですね。
とても神聖な感じがします。
今回は女将も椿に釘を刺されて邪魔することはありませんでした。
今回に限ってどうして邪魔をしないのかと思うくらい、邪魔をしてきたのになぜ今回だけはしなかったのでしょうね。
椿の勝負自体を降りるという言葉の本気度が高かったからでしょうか。
栞が多喜川のことを知っていて、なんだか意外そうな雰囲気なのが気になりました。
多喜川にも何か秘密があるのでしょうか。
多喜川は本当はどんな人なのでしょう。
亥の刻になり、いよいよ運命の時が近づいてきます。
七桜が作ったのは、母との思い出から考えついたとても手の込んだ御菓子。
とっても食べてみたいです。
まさに五感で楽しむ御菓子で、リラックス効果もありそうですね。
和菓子でもビタミンも取れそうです。
インスタ映えで若い女の子たちにも人気になりますね。
椿の作った御菓子は伝統のあるシンプルなもの。
父とのことを思い出して作った御菓子ですが、父と大旦那にも通づるものがあると計算したのでしょうか。
いくら椿でも、本当に幼いころに教えてもらった味を再現できるものでしょうか。
城島の話していた、言葉にも何かありそうな気がします。
秘伝のレシピのようなものが残っていたということはないでしょうか。
女将に選ばれたのはどちらのお菓子だったのでしょうか。
七桜と椿の作る御菓子はそもそも似ているのでしょうか。
扉に対して背を向けていたということなのか、七桜は振り向きましたね。
できれば、二人の扉が同時に開いてどちらも違った素晴らしさだったので、二人で店を盛り立てて行って欲しいと大旦那に言って欲しいです。
でも選ばれたのは一人ですよね。
来月号まで気になりすぎます。
<52話 | 全話一覧 | 次話> |
↓31日間無料+600ポイントで好きな漫画を読んでみる↓
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
私たちはどうかしているネタバレ53話!まとめ
こちらでは「私たちはどうかしている 53話」の展開・見どころをご紹介しました。
ザっと53話をまとめてみると・・
- 勝負の時・・七桜は椀に入った香りの高いお菓子を作って意外性を見せると同時に、五感を使って楽しむ、和菓子が好きな気持ちの現れたものを披露した。
- 椿は、父に教わった思い出のあるものを作った。大旦那はその味に思い出と涙が溢れてくる。
どちらが選ばれるのでしょうか!?