前世を知っている「捨てられた皇妃」。
アリスティアの周りで何が起こる？どんな展開が待っている？
こちらでは26話の展開・あらすじをご紹介します。
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捨てられた皇妃26話のあらすじネタバレ
前回の25話で、ティアは皇帝からオペラに招待されていました。
ティアは皇帝から母親の話をされます、
しかし母親の記憶がまったくないティアはなんと返事をしたら良いか分かりません。
父親である侯爵も母親の話はしないため、何も知らないのです。
オペラには、皇太子とティアらしき人物が登場しています。
しかし、その舞台に、大きなシャンデリアが落下し…。
不吉だと噂する来賓たち
シャンデリアが落下し、大破しています。
皇太子は、すぐに皇帝の無事を確認しました。
どうやら怪我はなさそうです。
皇帝は、2人に怪我はないか聞きました。
ティアは驚いて呆然としています。
よりによって、皇太子が「選ばれし子」の手を取った瞬間だったのです。
皇妃となるべきではないという暗示なのではないかとティアは感じています。
それとも、運命からは逃れられないという警告なのかもしれません。
動揺しているのはティアだけではありません。
オペラに呼ばれていた来賓たちも、不吉だと噂しています。
神が結婚に反対しているのではないかと言う声も聞こえました。
ひそひそと話す人々がいます。
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改めて決意するティア
そんな中で、ライトが付きました。
劇場の関係者があいさつをしています。
『帝国の太陽と月を前にしてシャンデリアは、輝く自信を失った』
うまい表現でシャンデリアの落下について言及し、オペラは締めくくられました。
挨拶をしている人物の足元には大量の血が流れています。
シャンデリアは舞台の上に落ちてしまったのです。
おそらくカーテンの向こうはひどい状況でしょう。
拍手が響く中、ティアは皇帝と皇太子を見ています。
2人もまた「不吉だ」と考えている可能性もありますが、分かりません。
落ち着いた様子で、2人は状況を見ています。
皇帝と皇太子が何を考えているか、気にしてもどうにもならないことです。
皇太子との関係が悪いなら、また同じことが繰り返されるに違いありません。
前と同じ人生を歩まない…。
そのためには断固として結婚を拒絶する必要があるとティアは考えています。
悪夢に苦しむティア
夜になり、ティアが寝ています。
そこに「起きてください」という声が聞こえました。
呼んでいるのはモニーク侯爵です。
「急用で国境地域に出向くことに」と侯爵は言います。
まるで「あの日」のようです。
すぐに戻って迎えに参ります、と侯爵は続けました。
自分を置いてどこに行くのだろう、とティアは考えています。
気をしっかり持つよう、侯爵はティアに言いました。
あの日の会話そのままです。
置いていかないで、と心の中で言いながらティアは手を伸ばします。
そこでティアは目覚めました。
どうやら、あの日のことを夢に見ていたようです。
朝の挨拶をしながら部屋に入ってきたリナが、ティアの顔色を見て驚いています。
悪夢にうなされていたせいで、ティアは真っ青だったのです。
そんなリナに、ティアは父親の居場所を聞きました。
ラス公爵と話しているという返事に、ティアは驚きます。
まだ朝早くなのです。
突然ラス公爵が訪ねてきた理由とは
父親のところに行くと、ラス公爵がティアに声を掛けました。
モニーク侯爵は、まだ着替えすらしていません。
何か急用があったために、朝早くに来たようです。
ティアの姿を見て、侯爵は、何か言いづらそうにしています。
「別の地域に遠征に行く」ことになったのだとティアは聞かされます。
騎士団長自ら遠征と聞き、ティアは驚いています。
ラス公爵は、今年から大規模な凶年が始まりそうだと話しました。
ティアは対策をしているのではと答えます。
そのために奢侈税の提案もしたのです。
対策はしたものの、指示を無視した収奪が発生しました。
それにより暴動が起きている地域があるのです。
騎士団は、暴動の鎮圧と救護の監督をしなくてはならないようです。
やはり暴動が、とティアは驚いています。
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26話を読んだ感想
皇太子たちをモチーフにしたオペラでシャンデリアが落下。
この状況は、どう考えても不吉ですよね。
来賓が噂をしてしまうのも無理はないでしょう。
皇帝と皇太子が何を考えているかは分かりません。
冷静を装うのは当然だと感じます。
ただ「不吉だ」とは思っていそうですよね。
ティアはかなり動揺しています。
今回の人生では「生きたいように生きられる」はず。
また、神様が見守っているという話でした。
そのためティアが望むように生きられるのだと思っています。
シャンデリアが落ちたことも偶然ではないでしょう。
うまく事件を使えば「運命の子ではない」と言えるかもしれません。
ティアが運命の子ではないためシャンデリアが落ちた可能性はあります。
または「皇太子が跡を継げば悪いことが起こる」と考えることも出来ます。
どちらにも受け止められますよね。
ただ、それは「ティアの過去」を知っているから思うだけのこと。
状況が分からない人たちにとっては、不吉だとしか言えないでしょう。
この出来事により、ティアは再び悪夢を見ています。
それは父親が「家に帰ろう」と言った、あの日の出来事です。
ティアにとっては大きな希望となった言葉でした。
しかし、その直後に侯爵は処刑されたのです。
ティアには怖い夢でしかありませんよね。
これまでティアは何度も悪夢を見ています。
そのたび、可哀想だと感じてしまいます。
早く悪夢にうなされずに済む日が来てほしいものですが…。
さて、侯爵は遠征に行くようです。
悪い夢を見た直後の遠征もまた、不吉な気配がありますね。
奢侈税などの対策を取っても、うまくいかない部分があったようです。
政治と言うのは難しいものなのですね。
騎士団長であるためモニーク侯爵が「行かない」というのは難しそうです。
それでもティアにしてみたら、嫌でしょう。
普段ならともかく、悪夢を見た直後なのです。
引き止めたい気持ちがあるはずです。
ティアは駄々をこねる性格ではありません。
このまま了承してしまう可能性もあります。
そうなると、侯爵が帰るまで不安が続きそうですよね。
一緒に行くのは難しいのでしょうか。
もし侯爵と同行できれば不安が減りそうです。
ティアや侯爵は、どうするのでしょうか。
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