前世を知っている「捨てられた皇妃」。
アリスティアの周りで何が起こる?どんな展開が待っている?
こちらでは20話の展開・あらすじをご紹介します。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |

捨てられた皇妃20話のあらすじネタバレ
前回の19話で、ティアは大勢からプレゼントを贈られます。
意外にも侯爵までもが、ティアに贈り物を用意していました。
嬉しく感じるものの、ティアは突然のことに戸惑いを隠せずにいます。
どれが1番か聞かれ、ティアはアレンディスからの贈り物であるチョコレートを選びました。
そのころ皇太子も、ハレンからチョコレートを出されます。
甘いものが嫌いな皇太子のために作らせたチョコレートです。
皇太子はチョコレートを見て誰か女性の姿を思い出しているようですが…。
幼い皇太子に声を掛けた女性の正体
皇太子が、木陰で涙を拭っています。
まだ幼い子供、今よりも前の話です。
そこに、こんなに良い天気なのになぜ浮かない顔をしているのかと女性が声を掛けます。
長い髪を持つ、美しい女性です。
その顔は、成長したティアによく似ています。
お散歩に出かけましょう、と女性は皇太子に手を伸ばしました。
皇太子は「はい」と答えると、その女性と手をつなぎました。
皇太子は、彼女のことを太陽の光のようだと感じています。
それほど明るい人なのです。
女性の名前は、ジェレミア。
ティアの母親である、モニーク侯爵夫人です。
場面が変わりました。
ジェレミアがベッドに横になっています。
顔色は悪く、とても苦しそうです。
そんな状況でありながら、ジェレミアは皇太子に、娘のことを頼みました。
ティアの大切にしてやってほしいというのです。
殿下なら安心だと言いかけて、ジェレミアは話をやめてしまいました。
皇太子が、ジェレミアに声を掛けています。
広告で話題の漫画作品TOP3
気になる作品があれば是非クリックしてみてくださいね。






ジェレミアによく似ているティア
うなされていた皇太子は、ハレンに揺り起こされて目覚めました。
いつのまにか、うたたねをして、過去の出来事を夢に見ていたようです。
ハレンは皇太子に、皇帝陛下からの伝言があると言います。
伝言とは「午後のティータイムに参加するように」というものでした。
事務的な用事以外での伝言は、とても珍しいと皇太子は感じています。
場所は、外です。
白いテーブルと椅子を見て、皇太子はジェレミアを思い出します。
もう5年も前のことを何故いまさら夢に見たのかと皇太子は考えました。
その木陰に、ティアがいます。
髪色がシルバーであることを除けば、ジェレミアに生き写しのように似ています。
恨めしいほど似ていると皇太子は感じています。
おい、と皇太子はティアに声を掛けました。
前回会った時と変わらず、高圧的な態度です。
ティアは慌てて横を向きます。
相変わらず、皇太子の前では、恐怖を隠し切れずにいます。
いつもの明るい笑顔はありません。
どう接したらいいか分からないようで、おどおどしています。
そんなティアに皇太子は、実に失礼だと不機嫌そうに言います。
自分が誰なのか知らないのかと聞くと、ティアは殿下だと答えました。
今日は、かろうじて返事は出来ました。
そんなティアに皇太子は、なぜここにいるのかと聞きます。
ティアは、陛下の命令だと答えました。
伝言までして呼ばれた理由を皇太子は理解します。
ティアと会わせることが目的に違いないのです。
婚約がらみの話があるのだろうと皇太子は察します。
しかし、ティアは相変わらずの様子です。
皇太子を見ると怯えてしまい、話すことが出来なくなるのです。
手短に済ませようと皇太子はティアに言いました。
ウサギのように震えているティアが…
お茶を前にしても、まだティアは震えっぱなしです。
とても良い天気ですが、屋外でのお茶を楽しむどころではありません。
猛獣を前にしたウサギのようだとまで皇太子は感じます。
まったく皇太子を見る様子も見せません。
自分が何をしたというのか。
そう皇太子は考えます。
美優のことや、その後のことは知らないため無理もありません。
震えるティアはカップを倒してしまいました。
ハレンやリナが、その様子を見て、「あ」と驚いています。
カップに入った紅茶が皇太子の服に跳ね…。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
ジャンル別人気漫画ランキング!
















































































捨てられた皇妃をお得に読む方法



気になる新刊の通知設定をしておくことで誰よりも早く好きな漫画を読むことが出来ます!
※本ページの情報は記事公開時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。


20話を読んだ感想
19話でチョコレートを見た皇太子が思い出していた女性。
それはティアの母親である、モニーク侯爵夫人だったようです。
顔はティアによく似ていて笑顔が素敵です。
ベッドの中にいる侯爵夫人は、かなり具合が悪そうでした。
明確に書かれていません。
しかし、皇太子と話している最中に亡くなったようにも受け取れます。
だとしたら、なぜ臨終に皇太子が立ち会ったのでしょうか。
そういえば、ティアも体が弱いという話があります。
同じように母親も体が弱かった可能性も考えられますね。
ティアの母親が初めて話題に出ました。
侯爵もティアも、母親の話をすることがありません。
きっと亡くなっているのだろうとは感じていました。
理由などもいずれは明らかになるでしょう。
よりによってティアの母親が皇太子と親しかったなんて!
なぜ侯爵夫人は皇宮に出入りしていたのでしょうか。
ティアのことをよろしくとジェレミアは皇太子に頼んでいます。
まさか娘がその皇太子に殺されるとも知らずに…。
前回も条件は同じだったはずです。
亡くなった侯爵夫人には懐いていた皇太子。
ティアは、その子供なのです。
それなのに冷たく接していたとは。
少し呆れています。
皇太子にとっては初恋の人なのかもしれません。
だとしたら、なおさら、優しく出来る気もするのですが…。
チョコレートが侯爵夫人を思い出させたようです。
明らかに『特別な女性』だったのは分かります。
そんな皇太子がティータイムに行くと、そこにはティアが。
皇太子を恐れているティアは、可哀想なほどに震えています。
リナもいます。
しかし侯爵は同席していないようです。
あまりにも怯えて、ティアはお茶をこぼしてしまいました。
しかも、お茶が皇太子の服にかかってしまうという大失態です。
これはまた面倒なことになりそうです。
気位の高い皇太子のことですから、文句を言うに違いありません。
委縮した状態のティアに文句を言ったら、また恐怖が強くなってしまいそうです。
ティアには怖い思いをしてほしくありません。
ハレンやリナもいますが、あまりあてには出来ないでしょう。
皇太子がどう反応するのか、怖いですね。
誰か助け船を出してくれるのでしょうか。
皇太子が、怒らず穏やかに解決してくれればいいのですが…。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
好きな漫画を文章だけでなくイラスト付きで楽しみたい方はまんが王国でお得に読むことができます!
まんが王国では毎日最大50%のポイント還元を行っているので、読めば読むほどお得に読めちゃいますよ♪
※本ページの情報は記事公開時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
