前世を知っている「捨てられた皇妃」。
アリスティアの周りで何が起こる?どんな展開が待っている?
こちらでは12話の展開・あらすじをご紹介します。
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捨てられた皇妃12話のあらすじネタバレ
前回の11話で、政策が失敗するとティアは告げ奢侈(しゃし)税の導入を提案しました。
試されていると知りながら自分より国民を優先したティア。
皇帝には適さないものの優しいとティアは評価されます。
そして、ティアはなんと皇帝に直接、皇太子とは「関わりたくない」と言い…。
ティアが皇帝になればいいと考える皇太子
廊下を歩いている皇太子は、ティアのことについて考えています。
「9つなのに利口で行儀も良く優秀。伴侶として2人といない」と言われていたのです。
皇太子は「自分が1番でなければ気が済まない」という性格です。
そのため周囲がティアを褒めるのが気に食わない皇太子。
いっそティアを次の皇帝にすればいいと考えています。
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ティアに与えられた猶予
そのころティアは皇帝から「関わりたくない」理由を聞かれていました。
ティアは、しっかり伝えなくてはならないと考えています。
あんな人生は、もう絶対に歩みたくないのです。
ティアは「皇位継承権を持つ自分は、他の家門や外国には送れない」と言います。
そんな自分を皇后に迎えると、皇太子がどう考えるか分からないとも付け加えました。
だからこそ「皇妃に迎えようとしているのではないか」とティアは聞きました。
よく分かっている、と皇帝は答えました。
やはり、皇妃に迎えるつもりだったのです。
お告げにより、「選ばれた以上は仕方ない」ことなのだと皇帝は言います。
するとティアは「断定するには多少無理がある」と答えました。
お告げが「懐妊」を意味するのか「誕生」を意味するのか分からないからです。
しかし神に選ばれた子はティアではなく美優です。
ティアの出生は、お告げがあった翌年です。
美優は、ティアよりも年齢が1つ上です。
つまりお告げは「美優の誕生」を示唆するものだったのです。
しかし証明する手段がありません。
ティアは「解決策を探す」と皇帝に伝えました。
「ひとまず引き下がり解決策を探すこと」、それはさきほど皇帝が教えた手段です。
ただしティアは、ひとまずは皇太子の伴侶として過ごしますと言います。
もし、いま破談になれば「モニーク侯爵と亀裂が入った」という噂が広まる恐れがあるからです。
対立している貴族にとっては、良い口実になってしまう可能性があります。
「いいだろう」と皇帝は答えました。
皇太子の成人までの数年を猶予としてくれるようです。
皇帝はティアを見ながら「喉から手が出るほどほしい人材になるだろう」と考えています。
皇太子との思わぬ遭遇
皇帝との話が終わり、ティアは1人で皇宮の中を歩いています。
迫力ある皇帝には圧倒されたようです。
緊張しすぎて腰まで痛いとティアは感じます。
時間を稼ぐことは出来ました。
しかし油断は出来ません。
これからどうしよう、とティアは考えます。
ふと気づくと、そこは、皇帝陛下の庭園でした。
考え事をしながら歩いていたせいで、つい来てしまったのです。
誰かに見つかったら大変だ、とティアは慌てています。
すると「誰だ」という声が聞こえました。
皇太子です。
声の主がルブリス皇太子だと気付いてティアが青ざめます。
見つかったら怒られるに決まっています。
ティアは慌ててしゃがみこみました。
逃げなければ、と考えています。
返事をせずに隠れているティアに対して、皇太子は「無礼だ」と言います。
うろたえていると風が吹き、ティアの帽子が飛びました。
帽子に手を伸ばしたティアを皇太子が見つけます。
「モニーク家の」と言われて、ティアは固まりました。
陛下への謁見は終わったのかとティアは聞かれますが返事が出てきません。
何も言わないなど生意気だと皇太子は続けます。
しかしティアは声が出ないのです。
動くことも出来ずにいます。
冷たい声を聞いても、何もすることが出来ずにいます。
返事をしろ、と言われても、ティアは固まったままです。
目をそらすことも出来ず、皇太子を見つめています。
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12話を読んだ感想
皇太子と関わりたくないことを説明したティア。
皇太子がどう考えるか分からないから、というのは妥当な理由に思えます。
実際皇太子はわがままなので、有り得ない話ではありません。
やはり皇帝は「ティアを皇妃に」と考えていたようです。
これでは前回と同じになってしまいますよね。
ティアとしては絶対に避けたいところでしょう。
美優が現れたら、つらい思いをするに決まっています。
いずれ美優が現れることをティアは知っています。
ただし、その説明は難しいですよね。
神がお告げをしてくれれば済むはず。
しかし、それは難しいようです。
ティアには数年の猶予が与えられました。
そのあいだに解決策を考えなくてはなりません。
「皇妃にはならないほうがいい確実な理由」が必要です。
しかし、見つかるでしょうか。
お告げが間違って解釈されているのが現状です。
しかも美優は、この世界にはいません。
かなり難しい気がします。
それでも、絶対に、皇妃にはなりたくないですよね。
大事にされないだけではなく処刑されるのですから。
分かっていて皇妃になるはずがありません。
侯爵はティアと皇帝の話を黙って聞いていました。
家に帰ってから何か聞かれることになるでしょう。
それは当然のことと言えます。
父親である侯爵にも、良い説明をする必要があります。
それよりも問題は皇太子です。
庭園で偶然出会ってしまいました。
本来ならば1番会いたくない相手です。
出来れば一生会いたくないほどに。
姿が見つかる前から皇太子は不機嫌です。
うまく逃げられれば良かったのに見つかってしまいました。
皇太子も、今のところ、ティアのことは良く思っていません。
皇帝たちと何の話をしたのかも気になっているはず。
その状態で、声も出せないのですから最悪です。
ますます嫌われてしまう可能性が…。
しかし、声が出せなくなるのは当然でしょう。
さんざん苦しめられた相手なのですから。
スムーズに話せるほうが不思議です。
この「話せない」「動けない」という状態が長く続くのは良くないですね。
大きな問題になってしまう可能性もあります。
侯爵か皇帝か、誰か来てくれればいいのですが…。
礼儀を欠いた状態となってしまっているティア。
ここからどうするのか、気になりますね。
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