【最新話】「その悪女に気をつけてください」ネタバレ29話！あらすじ感想

ピッコマ独占配信の人気コミック「その悪女に気をつけてください」。

「続きが気になる！」
「メリッサはどうなる？」

こちらでは「その悪女に気をつけてください29話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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その悪女に気をつけてください29話のあらすじネタバレ

前回は、ユーリを巡って恋のバトルを繰り広げる4人のイケメンの一人、大富豪のピーコック・メロディがエリザベス邸の外に出現しました。

大金をひけらかしてユーリを口説き落とそうとするしつこい態度に、メリッサの怒りが爆発！

「今からユーリさんは私が守る」とバルコニー上で宣言し、ピーコック達と徹底抗戦することを心に決めました。

室内に戻ると、久々に人間の姿に戻ったナインが何故かメリッサを見て大号泣。

一体、ナインの身に何があったのでしょうか？

誤解するナイン

室内に入ってきた途端、ナインはドアの前で呆然と立ち尽くしました。

両眼を大きく見開き、唖然とした表情を浮かべるナイン。

彼の目には今、室内で二人きりになったメリッサとユーリが自分を放っておいて愛の営みを行おうとしているように映っていました。

ナインは両眼から溢れる涙をぬぐいつつ、全速力でその場から逃げ出します。

全く訳が分からないメリッサは、ポカンと口を開けたまま彼の行動を傍観することしか出来ません。

そしてその日以来、従順だったナインの態度に異変が生じます。

遠くから虚ろな目で見てきたかと思えば視線をとっさに逸らし、メリッサとユーリを交互に見ながら寂しそうに涙を流すナイン。

微妙な距離ができてしまい、メリッサは狼人間にも思春期があるのかと首をひねります。

エリザベス家の微妙な立ち位置

メリッサはピーコックに啖呵（たんか）を切ってからというもの、ユーリを守るためにヨナとナインと共にエリザベス男爵邸に留まっていました。

ピーコック達はわざわざエリザベス男爵邸の前に陣を張ってユーリに付きまとっていましたが、家の前を勝手に占拠しているストーカーを最強の魔術師集団であるエリザベス家が追い払わないのには特別な理由があります。

 

それは、ピーコックが帝国最高の貿易商クジャクのトップであり、彼を怒らせれば食料などを調達するルートを潰されてしまうからです。

いかに魔法使いといえども、食材などの物資を魔力で生み出すのは不可能。

エリザベス家は、ユーリをつけ回すピーコックの無礼を黙認するより他なかったのです。

しかし、そこに予期せぬ邪魔者が現れたことは、ピーコックにとって大きな誤算でした。

初対面の女に罵倒されてから3日目、ついにピーコックがメリッサ排除に動き始めます。

「ポジェブラトさん 下りてきてくださいません？」

全身を高額なブランド品でかためたピーコックが満面の笑顔を浮かべながら、バルコニー上にいるメリッサに対して話をしたいと呼びかけてきます。

話をしたいなら今すればいい、と完全無視を決め込むメリッサ。

プライドを傷つけられたピーコックは激しく歯ぎしりしながら、「誠に恐縮ですがこの卑しい平民と話してくださいませんか？貴族のお嬢様」と引きつった笑顔で自虐的に懇願します。

「まぁ そこまで言うなら下りてってあげる」

メリッサは高台からピーコックを見下しつつ、嫌味な冷笑を浮かべました。

ヨナとナインを連れてエリザベス邸の外に出ようとするメリッサを見て、血相を変えたユーリが駆け付けます。

ピーコックと直接会うのは危険なので自分も一緒に行くと言い出すユーリ。

そんなことをすればピーコックに誘拐されてしまうことが分かっているメリッサは、何度も「大丈夫です」と言ってユーリを制します。

ピーコックを片づけたら後で頼み事を聞いてほしいと言って笑うメリッサを見て、ユーリはどんなことでも引き受けると約束しました。

ピーコックからの果たし状

ついに前庭で対峙するメリッサとピーコック。

この世界の設定を知り尽くしているメリッサは、ピーコックの異常な性癖が愛情を抱いている人物にのみ向けられ、その他の人間には無害であることを熟知していました。

どんな策を使ってこようと、自分が負けるはずがない。

余裕をかますメリッサは、うやうやしく自己紹介を行うピーコックに「早く用件でも言ったら？」と煽りまくります。

するとピーコックはメリッサに向かって一枚の紙きれを投げつけ、「決闘の申し込みをしたいんです」と言い出しました。

メリッサは果たし状を片手でつかみ取り、「私とあんたが？」と嘲笑を浮かべます。

相手に決闘の果たし状を投げつける演出をしたいがために下りて来いと要求していたのかと思うと、ピーコックのカッコ悪さに呆れてものが言えないメリッサ。

決闘の条件

メリッサは皇室の聖剣を突き付けながら、「あんたって肉体派だったんだ」と挑発。

ピーコックは顔面蒼白になり、「いや その決闘じゃなくて！」と慌てふためきながら、別の種目で闘うことを提案してきました。

「お互いに何を賭けるか決めませんか？」

この決闘にユーリを賭けるつもりならあんたの首を貰うわとメリッサに真顔で脅されると、ピーコックはブルブル震えながらその条件を否定します。

結局、二人は決闘で負けた方がリプトンから出て行くという条件で合意。

メリッサはため息をつきながら、ピーコックの望みの決闘種目を尋ねました。

いかに良心を持たないピーコックといえども、さすがに公平な種目を選ばないとプライドが許さないだろう。

高を括っていたメリッサの耳に、「種目はクイズ！」というピーコックの間抜けな声が聞こえてきました。

この世で最も高価で希少なものを互いに考えて買ってきて、相手が何を買ってきたのか先に当てた人が勝ち！

ピーコックは、これでどうだと言わんばかりに高笑いします。

想像以上にズルくてせこい種目を持ち出してきたピーコックを見て、メリッサが氷のように固まってしまった所で第29話は終了しました。

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29話を読んだ感想まとめ

ナインはメリッサの病気が治って感動して泣いていたのかと思っていましたが、なんとメリッサとユーリがガチ百合関係にあると勘違いしていたとは……。

 

部屋から追い出されたのが余程ショックだったのでしょう。

いろんな意味でこの誤解を解くのは難しそうですね。

一方、啖呵を切られたピーコックとメリッサがついに激突。

大富豪の権力を悪用してくるのは予想していたものの、クイズで決闘を挑む小物臭さに大爆笑しました。

それにしても、帝国最高クラスの魔術師集団であるエリザベス家が手出しできないほどの有力者に目を付けられてしまったユーリは改めて気の毒ですね。

うかつに魔力を使って撃退しようものなら、家族全体に迷惑がかかってしまう。

嫌でもじっと我慢するしか選択肢がなく、これではノイローゼで心が壊れるのも当然です。

ある意味過去一番の悪党であるピーコックをメリッサがコテンパンに叩きのめす所が見たいですね！

さて、肝心の決闘クイズですが、この世で最も高価で希少だと思う物を買ってきてそれを互いに当て合うルールとのこと。

バラエティー番組の「箱の中身は何じゃろなゲーム」のような軽いノリで、全く決闘っぽくないのが逆に面白いです。

しかし、ミッテ区にしか存在しない貴重な宝石・ローズジュエリーを山ほど買えるピーコックの方が、その手の情報に詳しいのは確実。

公爵令嬢であるメリッサは、ポジェブラト家の財力を使って希少価値の高い貴金属を入手できるのでしょうか？

あるいは、小説世界の極秘情報を利用して、ピーコックの裏をかくようなアイテムを持ってくるのかもしれませんね。

メリッサとピーコックの決闘がどうなるのか、第30話を読むのが今から楽しみです。

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