ピッコマ独占配信の人気コミック「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」。
「続きが気になる!」
「ロクサナはどうなる?」
こちらでは「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜7話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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前回までのあらすじ
前回は、カシスを壮絶な拷問にかけていたぶっていたラントが、誕生日プレゼントと称してカシスの身柄をロクサナにプレゼントしました。
「これからは私が遊んであげる」とつぶやき、邪悪な笑みを浮かべるロクサナ。
彼女のことを味方だと信じていたカシスは、彼女の本心が分からず大いに混乱します。
ボロボロになったカシスが独房に運ばれていく中、邸内の廊下で偶然彼を見かけたロクサナの母・シエラは、カシスの姿を亡き息子と重ねてアシルの名を呼びました。
気絶している振りをしながらアグリチェ一族の部下たちの会話を盗み聞きしていたカシスは、ロクサナが自分を助けようとしてくれる理由は彼女の死んだ兄・アシルにあるのだろうと確信します。
独房内に放り込まれたカシスが気絶した振りを続けていると、ロクサナがやって来て彼の怪我の治療を始めました。
「さっきは守ってあげられなくてごめん」と謝りながら、「怪我が治ったらここから早く逃げてほしい」とつぶやいて去って行くロクサナ。
思いがけない言葉をかけられたカシスは、体中の痛みも忘れるほどの不思議な高揚感に浸っていました。
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ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜7話のネタバレ
ロクサナの望み
独房の扉を開けたロクサナが中に入ると、ベッドの上に座り込んでいるカシスと目が合いました。
カシスは薄暗い独房の中で目をぎらつかせていて、アグリチェ一族への警戒心を強くにじませています。
ロクサナは床の上に簡易な食事を置くと、カシスに健康状態を尋ねました。
そっぽを向きながら「別に……」とぶっきらぼうに答えるカシス。
ロクサナは室内のろうそくの明かりを灯し、「傷が痛むようなら、もっと痛み止めを持ってくるわ」と伝えます。
その言葉を聞いたカシスは、急に頬を赤らめて恥ずかしそうにうつむいてしまいました。
彼のうぶな反応を見たロクサナは、やはりこの前薬を塗っていた時に起きていたのだと確信します。
「それで……お前のおもちゃになった俺は何をすれば良いんだ?」
顔を上げたカシスは、開き直ったような表情を浮かべてロクサナをジッと見つめました。
ロクサナは小さく溜め息をつくと、「よく食べて、よく寝て、よく休んで回復することよ」と淡々と答えます。
「後でまた来るわ」と言い残し、平然と独房から出て行くロクサナ。
カシスは眉をひそめて食事に手を付けながら、「やっぱり変な奴だ……」と心の中でつぶやきました。
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傷だらけのイケメン
カシスが食事を終えてしばらく経った頃、着替えの服を持参したロクサナが再び独房に戻ってきました。
ラントに拷問されてボロボロになった上着を強引に破り捨てるカシス。
その下から現れたカシスの傷だらけの体は、様々な凶器を使って暴行された形跡を如実に物語っていました。
あまりにも惨たらしい彼の姿を見て、さすがのロクサナも心を痛めずにいられません。
また、暗闇の中でユラユラと怪しげに揺れるろうそくの明かりのせいか、カシスの裸体がとても官能的に浮かび上がり、直視するのが恥ずかしい雰囲気になっていました。
カシスは上半身裸の状態でロクサナの方に向き直り、「体を洗いたいから鎖を外してくれ」と要求を伝えます。
少し考えたロクサナは、「手足の代わりに首に鎖を付けるのはどう?」と返答。
ペット扱いされることに一瞬ムッとしたカシスでしたが、しぶしぶ彼女の言うことに従いました。
ロクサナはカシスの首に首輪を取り付けながら、至近距離でカシスの顔を覗き込みます。
プイっと顔を逸らし、相変わらずロクサナと全く視線を合わせようとしないカシス。
彼の冷淡な態度をうかがっていたロクサナは、色仕掛けでカシスを手懐けるのは無理そうだと判断しました。
アグリチェ一族の館は迷路のような構造になっていて、外から連れて来られた人間が自力で出口を見つけるのはまず不可能。
邸内で他の人間に見つかって始末されたくなければ、この部屋から出ない方が良い。
首輪を取り付け終えたロクサナは、カシスにそう忠告しました。
「もちろん……私は出口までの近道を知ってるけどね……」
貴方をここから救い出せるのは私だけ。
婉曲的な表現でカシスの気を引いたロクサナは、意味深な笑みを浮かべながら彼を独房内の浴室に案内しました。
気まずい手当て
カシスが浴室で体を洗っている間、ロクサナは自分の手駒である蝶々を独房内に放ちました。
もしもこの部屋の中で何かあれば、すぐにこの蝶々が教えてくれる。
勘の良いカシスに気付かれないよう密かに見張りを付けたロクサナは、小さく安堵の息を漏らしました。
しかし、すでに西の境界に放った蝶々からの報告が無いことが、ロクサナにとって大きな懸念事項でした。
今頃、行方不明になったカシスを捜索するペデリアン一族の部下たちが、西の境界付近をうろついているはず。
にもかかわらず蝶々からは何の連絡もなく、念のため別の蝶々を派遣して監視範囲を広げるべきか迷っていました。
その時、洗体を終えたカシスが室内に戻ってきます。
乾いた血液や汚れを洗い落としたカシスは、見違えるほど綺麗な容姿になっていました。
ロクサナはベッドの上に救急箱を置くと、「手当てをするから座って」と言ってカシスを手招きします。
気まずそうな顔をして、「自分でやるからいい」と固辞するカシス。
「背中は自分で出来ないでしょ?」とロクサナに反論されると、思わず黙り込んでしまいます。
ロクサナは救急箱の中から包帯を取り出しながら、「小さい頃から頻繁に怪我の治療をしてたから心配しないで良い」とつぶやきます。
「兄が怪我をした時、私がいつも手当てしていたのよ」
その言葉を聞いたカシスの脳裏に、ロクサナの死んだ兄・アシルのことが思い浮かびました。
彼女は兄の亡骸を俺の境遇と重ねているんだったな……。
カシスは頭を掻きながら面倒くさそうに溜め息をつき、ロクサナの行為に付き合ってやることにします。
「他は自分でやるから、背中だけ頼む」
ベッドの上に座ったカシスはゆっくりと上着を脱ぎ、初めて正面からロクサナと目を合わせて言いました。
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7話を読んだ感想まとめ
カシスを独房内にかくまうことに成功したロクサナ。
他の一族が手出しできない静寂の環境の中で、彼女とカシスが織りなす奇妙な交流が印象的なエピソードでしたね。
食事を運んできたロクサナを鋭い眼光で睨みつけるカシスの態度を見て、いかに優しい言葉をかけられても鎖につながれて監禁されている状況で相手を100%信じろという方が無理な話なのだろうと思いました。
今のロクサナとカシスは、家族でも友達でもなく、飼い主とペットのような主従関係で成り立っています。
行動の自由を奪われ、食事も全てロクサナ頼み。
こんな状況では自分の支配者であるロクサナに屈服するしか選択肢がなく、開き直ったように従順な態度を取るカシスの行動がとても痛々しく感じられました。
シャツを脱いだ下から現れたカシスの傷だらけの体も、非常に衝撃的なヴィジュアルでした。
殴打痕だけでなく、鋭利な刃物でえぐったような切創も無数に残っていて、アグリチェ一族の狂人ぶりが一目で伝わってきます。
アグリチェ一族はいずれジェレミーの反乱によって滅びる運命ですが、ラントにはそれ相応の報いを受けてもらいたいものですね。
蝶々を飛ばしてターゲットを監視できるロクサナの偵察能力にも驚かされました。
暗器だけでなく、様々な生物兵器も柔軟に使いこなしているのですね。
戦闘者としてもスパイ諜報員としても有能なロクサナより評価の高いデオンは、一体どんなスキルを持っているのか非常に気になります。
それにしても、ペデリアン一族の重要人物であるカシスが行方不明になっているのに、捜索隊がいないのはどういうわけなのでしょうか?
ラントが先に手を回してデオンに捜索隊を壊滅させたとすれば、カシスの引き渡しが難しくなりそうですね。
まだまだ気まずさの残るロクサナとカシスは、ここから信頼関係を築けるのでしょうか?
そして、アグリチェ邸からカシスを逃がす作戦はうまくいくのでしょうか?
第8話もドキドキするような展開が続きそうです。
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