公爵夫人の50のお茶レシピネタバレ53話！あらすじ感想！

新しい異世界転生ロマンス「公爵夫人の50のお茶レシピ」。

紅茶の魅力が詰まっている！設定が面白い！

こちらでは53話の展開・あらすじをご紹介していきたいと思います。

 

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公爵夫人の50のお茶レシピ53話のあらすじネタバレ

公爵夫人の50のお茶レシピ第53話のあらすじをお伝えします。

ティーブレンディングの黄金比率

実際の所ティーブレンディングはそこまで難しい作業ではありません。

自分の望む香りのコンセプトに基づいて材料を決め、望む香りになるまで比率を変えながら混合するという作業を繰り返すだけです。

 

イチゴのフレーバーティーをベースにして、すっきりとした甘さのフレーバーティーを作ってみようと思ってエプロンを付けました。

 

集中してブレンドをし、紅茶を淹れます・・・首をブンブンと振り、違うわ・・・。

何度も何度もやり直して、ようやくこれだというものが見つかったようです。

 

紅茶を淹れて・・・飲んでみると・・・出来た！これだわブレンディングの黄金比率・・・やった！と喜びます。

 

最初にイメージしてたのとは少し違うけれど、甘いベリー類をメインにチェリーとレッドカラントがすっきりと香り豊かにし、最後に入れた薔薇の花びらが果物を優しく包み込んでくれる・・・大成功！

 

お忙しい所急に呼び立てて申し訳ありませんというクロエ。

かまいません、少し休憩していたところですからというアルフォンス。

 

私がブレンディングしたお茶です。

これからトリプルスイートで発売する予定なんです・・・味見していただけますかというクロエ。

 

さわやかなフルーツフレーバーティーなので、アイスティーにしても美味しいですし・・・ミルクティーにしても合うんですよ。

 

ごくっと一口飲んで、甘すぎるなと思ったアルフォンス。

私の口には合わない・・・なのになぜだ。

このティータイムがイヤでないのは・・・クロエがワクワクした顔で見ています。

 

こんなにも甘いのに、イヤでないなんて・・・いつからこうなってしまったんだ・・・。

 

あの…で、お茶のお味はどうですかと尋ねるクロエ。

いいですね・・・(お茶ではなく君が・・・)とても美味しいですとアルフォンスは言いました。

 

クロエは喜んで、よかったですわと言いました。

アルフォンスの口に合わなかったら、どうしようかと心配していたんです。

 

甘いものの苦手なアルフォンスが美味しいとおっしゃるからには、ブレンディングに成功したということですわね。

 

アルフォンスは、そうですねと相槌を打ち、口には合わないが・・・香りの一つ一つが損なわれることなく、バランスよく調和していることは分かりました。

 

きっと相当の時間と労力を費やしたに違いない、クロエの方を見ると嬉しそうにニコッと笑いました。

夏の限定品

今度はトリプルスイートで働いている従業員に新しく作ったお茶です・・・飲んでみてくださいと言いました。

本当に美味しいです奥様！

私も美味しかったです・・・お茶まで作ってしまうなんて、本当にすごいです。

みんなに絶賛されています。

 

ところでこのお茶の名前は何というのですか？

クロエは今考え中だと言いました。

 

メインの果物がすべて赤だから・・・赤を連想させる名前がいいわね。

大人っぽくて甘さが感じられたらなおいいし・・・。

 

トリプルスイートの最初のフレーバーティーが発売されたのは8月初旬でした。

このときに発売されたフレーバーティーはアールグレイとクロエ・ブレンディング・・・その名も「赤い唇」

 

ディスプレイされた紅茶の葉は、よく目についたので・・・これは何ですの？と聞かれました。

 

紅茶のようだけど、すごくきれいな茶葉だわ・・・なんて甘い香りなんでしょう！

 

こちらは新商品でございます・・・奥様・・・夏の限定品として販売しておりますと説明すると、夏限定ですって？と驚くお客様。

 

さようでございます・・・またこのお茶はバーデンベルク侯爵夫人自らブレンディングしたもので、大陸ではこのトリプルスイートでのみお買い求めいただけます。

 

社交界の女性の憧れの的であるあの公爵夫人が自ら調合したお茶だなんて！

 

夏限定なら絶対に今買っておかないといけませんわね。

これから領地に行く予定なのだけど、このお茶を持って行ったらみんな驚くでしょうね？

 

公爵夫人自らお作りになったお茶だなんてとても気になりますわ。

早速買って飲んでみたいですわね。

 

お茶自体の品質と販売戦略が功を奏し、赤い唇は販売期間である8月と9月に爆発的な売り上げを記録しました。

 

トリプルスイートのおかげでアールグレイに対する関心も高まり・・・アールグレイの売り上げも悪くなかった。

赤い唇

一つだけ小さな問題があるとすれば・・・。

おめでとうございます・・・奥様という春鈴。

あのお茶がトリプルスイートの単独商品としては最短期間で最高の売り上げを記録しました。

 

ひと月での最高売り上げ商品だった、アールグレイミルクジャムをも上回るほどです。

 

ありがとう春鈴・・・でもあのお茶って、どのお茶？

春鈴は真っ赤になって・・・赤い唇ですと言いました。

 

失敗したという表情のクロエ。

残念なことにブレンディングやマーケティング能力に比べると、クロエにはネーミングセンスがなかったようです。

 

春鈴はもちろん、他の従業員も赤い唇と口に出すことに羞恥心を覚え、客ですらこの名を口にするのはためらいがちでした。

 

だからといって今年の販売もほぼ終了という今になって名前を変えるわけにもいかないし・・・。

 

クロエは次のブレンディングの時は、普通で無難な名前にしないとと思ったのです。

「レッドベリーズ」みたいな感じで・・・。

 

 

公爵夫人の50のお茶レシピ第53話のあらすじをネタバレでお伝えしました。

赤い唇・・・言いにくい名前なのかもしれませんね。

クロエにネーミングセンスがないとは意外でした。

次のオリジナルはどんな名前になるのでしょうか。

 

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53話を読んだ感想

公爵夫人の50のお茶レシピ第53話の感想をお伝えします。

クロエの初めてのブレンディングは、大成功でした。

甘いものの苦手なアルフォンスが美味しいといったとクロエは喜んでいましたが・・・本当はそうではありませんでした。

 

でもアルフォンスは、自分の好みだけでなく味もしっかり分析していたので安心しました。

クロエと過ごす時間が楽しいようですね。

 

アールグレイも売れたようで、帝国にどんどん紅茶が定着していくようです。

クロエの思っていた通りになりつつありますね。

また新しい味が広まっていくのでしょうか。

 

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公爵夫人の50のお茶レシピネタバレ53話！まとめ

こちらでは「公爵夫人の50のお茶レシピ　53話」の展開・あらすじをご紹介しました。

ざっとまとめると・・

商品名考えるの、難しいですよね！