それぞれの恋の話「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」。
共感できる部分がある!ハマってしまうストーリー!
気になっていたふれなばおちんのスピンオフ「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」を読みました。
さっそく展開・見どころをご紹介したいと思います。
「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~ 義行の場合」のあらすじもご紹介しています。
↓ふれなばおちんの本編はマンガMeeで読むことが出来ます!
目次
ふれなばおちん~あの恋を忘れない~の見どころ
スピンオフとして、ふれなばおちんのファンだった方からもこのストーリーを読んだ事で結論が分かった気がするという声があります。
本当の最終話と言われている~あの恋を忘れない~。
登場人物それぞれの心のうちに注目してほしいストーリーです。
ふれなばおちん~あの恋を忘れない~のあらすじネタバレ
ふれなばおちん~あの恋を忘れない~のあらすじをご紹介します。
良の場合
母がパート先の男と出て行ってしまった。
父が謝るけれど、俺は大丈夫なんだからただ放っておいてほしい。
幼馴染
同じ団地の上条優美香は幼稚園からの幼馴染で、ご飯をウチに食べにおいでよと言います。
優美香の母は着るものもダサくてワンテンポズレてるとため息をついているけれど、良はきらいではなく、むしろ羨ましかったのです。
優美香の母とあいつ
そんな優美香の母がある日を境に変わっていきました。
良は母が帰って来たかと思ったら荷物を取りに来ただけ・・・男をとって自分を捨てたと思ったのです。
食事の差し入れをしようと来た優美香の母と一緒に、はじめてあいつが現れました。
優美香の父の部下だという佐伯龍。
キレて訳が分からなくなった良を自分の家に運び込んで、優美香の母がストレートに良の気持ちを代弁して良は泣いてしまいました。
しかし佐伯は母親でも女だからきれいごとを言うなと優美香の母にキスをして・・・良はなんとかしなくちゃ、こいつからおばちゃんを守らなくてはと思い背中を睨みつけていたのです。
それなのにあの日からおれらの生活に入り込んできました。
そして優美香の母はどんどん様子が変わっていき・・・でも良に美味しいご飯を作ってくれるのは変わらず・・・。
想い合っているのを知って
高校に入り優美香と付き合いだしたある日、優美香の母が夜に映画を観に行くと聞きました。
なんとなく龍と行くのではないかとピンと来たので、優美香に自分と同じ思いはさせたくないと予備校を早退しますと言って映画館に駆け付けます。
離れてはいたけれど二人で出てきたので、良は確信しました。
追いかけて声を掛けようとも思いましたが、電車に乗ってもとても離れていて目も合わせない・・・二人の間の空気が話していなくてもテレパシーで会話をしているみたい。
その時良は二人が本当に想い合っていることを知ったのです。
それから良は龍と優美香の母のことをかぎまわるのをやめました。
大学受験の前に龍が駅で待っていて、なんてことない話をして・・・いいなぁおまえら、かわいいなぁ、ずっとそんなでいてくれよなと言って別れたのが最後だったのです。
劇団ごと移住して、そして優美香の母は二度と会えなくなってしまいました。
若林の場合
若林は仕事もできるし、自分磨きも手を抜きませんが、なぜか男からの連絡はフェイドアウトしていきます。
課長の奥さん
派遣の佐伯が気になり、引っ越しの手伝いに差し入れを持っていくことに。
お昼になって自分のデリの出番だと思っていたら、上条課長の奥さんのおにぎりがおいしい!
邪魔しないでと思ってしまいました。
劇団の仲間に協力をお願いして、会社でも劇団にも行っちゃうと張り切る若林。
課長の家の娘さんが受験の出来が悪くて帰ってこなくて妻も探しに出たので、チビが寂しがっているというと佐伯が課長の家に行くというので、若林もついていきます。
なっちゃん
佐伯にはいやそーな顔をされてしまいました。
課長の家に行くと、奥さんの感じが変わっていました。
痩せて、佐伯にはなっちゃんと呼ばれていて・・・玄関でハグしている二人を見てしまう若林。
あの人に負けているのか・・・若林から電話をもらって喜んでいるシゲに佐伯の話を聞き出します。
会社で課長の奥さんの話をちらつかせたら、佐伯に会議室に連れ込まれたので自分から迫ったけれども撃沈。
女として課長の奥さんに若林が負けているものは、佐伯がどんなに欲しがっても手に入らないものなのに。
佐伯は夏さんを(課長の奥さん)招待したのに子供たちがついてきてしまって、打ち上げが終わったら子供を帰して課長にもうまく話して二人きりにさせてあげました。
羨ましがる若林をシゲがお姫様抱っこして惚れてしまったと言い、付き合うことになります。
夏さんに助けられる
予定外の妊娠をしてしまってどう受け止めたらいいかわからなかった時、夏に助けてもらいました。
ぽわんとしているけど気が回る人で産婦人科にも付き添ってもらいます。
おめでとうと言われ、夏さんのうちでごちそうになったうどんのおいしかったこと。
覚悟がないから子育てのことをイメージできず、シゲはとてもいい人だから妊娠のことを黙っているわけにはいかない。
‘); ?>
妊娠したけれど産まないと伝えると、結婚すんぞと即答されます。
言い合いになって、苦しくて浮かんだのは、夏さんの顔でした。
けれど自分たちの話を聞いた夏さんは怖かったのです。
お腹の中には命があってみんなの話を聞いていますよ。
夢だの仕事だの自分のことでさえ、子供の命には負けます。
どれを捨てるかではなく、二人のためにできることは何でもするので産まないなんて言わないでと夏さんは泣いてくれました。
これが佐伯が心底好きになった・・・手の届かない女性。
夏さんのおかげで自分はシゲちゃんと子供の未来を亡くさずに済みました。
その後沖縄に行き、もうすぐ自分の子供に会おうとしています。
無事男の子が生まれ、シゲが優美香とLINEをしていたのを佐伯が見つけました。
子の向こうには夏がいるのです。
シゲは今子供を見に行っていますと返信があり、優美香はきっと佐伯が変身していると言いました。
佐伯と夏はいろいろ、本当にいろいろあってお互いに体の一部をもぎ取られるように別れたのです。
あの時は好き同志なのにと思ったけれど、今の自分には夏さんが必死に守り切ったもの、佐伯が決して壊せなかったものがわかります。
佐伯と夏の苦しい恋を忘れないし、絶対に誰にも言わないから・・・あなたたちが守った秘密。
ふれなばおちん~あの恋を忘れない~のあらすじをネタバレでお伝えしました。
子どもだった良から見ても、大人の若林から見ても・・・夏と若林の恋は素敵だったのですね。
どちらにもとてもいい意味での影響を与えたみたいです。
「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~ 義行の場合」のあらすじもご紹介しています。
↓ふれなばおちんの本編はマンガMeeで読むことが出来ます!
あの恋を忘れないを読んだ感想
母に出ていかれて、捨てられてしまったと自暴自棄になった良を救ってくれたのは、優美香の家族と佐伯だったのかもしれません。
優美香のことを自分と同じ目に合わせたくないと、とても警戒していた良。
娘の友達にも守らなきゃと思われる夏さんは本当に素敵です。
始めの身なりに構わない夏さんも十分カワイイ人でしたが、見る見るうちに素敵になっていきました。
それでも大切なものはきちんとわかっていたのです。
良は二人が想い合っているけれど、決して優美香たちのことを不幸にしないことを知り見守ることにしたのです。
若林もそうでした。
最初は敵対心のようなものを抱いていましたが、夏と接しているうちに頼ってしまうようになっていたのです。
夏を知る程、夏のようになりたいと思ってしまうのかもしれません。
それを見抜いていて、決して自分のものにしようとしなかった佐伯もすごい人だと思いました。
でももう会えなくなってしまった二人。
残された人たちの記憶にはずっと大切なのまま残っていると思います。
「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~ 義行の場合」のあらすじもご紹介しています。
↓ふれなばおちんの本編はマンガMeeで読むことが出来ます!
ふれなばおちんネタバレあの恋を忘れないのあらすじ!それぞれの想いまとめ
こちらでは「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」のあらすじ展開をご紹介しました。
ザっとストーリーをまとめてみます。
- 良は幼馴染の優美香の母親の事をちょっとダサいと思いながらも羨ましい存在だと思っていた。
- 優美香と付き合うようになった良は、ある時に優美香の母親と佐伯が想い合っている事を知った。
- 気になっている佐伯の引越しを手伝いに行った若林は張り切って差し入れを買っていったけれど、上条課長の奥さんの手作りおにぎりが美味しすぎて邪魔な存在だと思った。
- 佐伯と上条課長の奥さん(夏)の関係に気が付く若林。
- 妊娠が分かった時に夏の存在が心強かった。
大人の恋って感じでしたね。