ピッコマ独占配信の人気コミック「悪党の母になりました」。
「続きが気になる!」
「ロゼリアはどうなる?!」
こちらでは「悪党の母になりました36話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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前回のあらすじ
前回は、夫のカシウスが夜中に突然ロゼリアの部屋にやって来て、お茶を飲みながら雑談を始めます。
昔は自分の顔を見るだけで怯えていたと言って、二人の過去を感慨深げに振り返るカシウス。
「風邪で体調を崩した所を見てから怖くなくなった」とロゼリアが告白すると、同情されていると勘違いしたカシウスが突然激怒して部屋を出て行ってしまいました。
その日以来、一般人がどういう意図で他人に同情するのか気になったカシウスは、いろんな人に「同情されるとどういう気持ちになるのか」聞いて回ります。
一方、カシウスに誤解されたままではまずいと思ったロゼリアは勇気を振り絞り、「自分の気持ちは同情ではない、夫婦だから夫のことが気になるだけ」と伝えました。
それを聞いたカシウスは、「アインスパナ抜きで二人だけの関係になった時、それでも私のことが気になると言うならお前のことを信じよう」と言って、妻の気持ちを試そうとします。
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悪党の母になりました36話のあらすじネタバレ
焦らしプレイ
「アインスパナを除いた二人だけの関係」という言葉を聞き、カシウスの言っていることの意味が分からないロゼリアは目をパチクリさせます。
そうした方が夫婦の仲が深まり、アインスパナにもっと良い影響を与えられるだろう。
夫の主張を聞いたロゼリアは、迷いながらも彼の考えに賛成しました。
「そのためには何か変わらないといけないと思わないか?」
カシウスは壁ドンのポーズをとり、妻の顔をゆっくりと間近で覗き込みます。
当のロゼリアは今まで見たこともない夫の態度を見て、何を言おうとしているのか分からず不安でたまりませんでした。
するとカシウスは不敵な笑みを浮かべ、自分のことを名前で呼んでみろと言い出します。
恥ずかしさのあまり、思わず変な声を上げて赤面してしまうロゼリア。
カシウスはロゼリアを焦らすかのように、壁ドンの体勢のまま妻の顔をジッと見つめ、「今呼んでみろ」と甘い声で囁きます。
いつもの癖でつい「あの、公爵……」とロゼリアが口走ると、カシウスは意地悪な表情を浮かべて「それは私の名前じゃないな」と応えました。
ロゼリアは懸命に自分の動揺を抑えつつ、「カ……カシウス様……」と声を振り絞ります。
ニヤッと笑い、もう一度自分の名前を呼ばせるカシウス。
再びロゼリアが「カシウス様……」と言うと、カシウスは嬉しそうな顔をして、これからはずっと自分のことを名前で呼ぶように命じました。
そしてその日以来、邸宅内でカシウスと会う度、ロゼリアは彼の名前を呼ばされるようになります。
顔を真っ赤にして恥ずかしそうにうつむくロゼリアに対し、自分のことを名前で呼ぶように容赦なく要求し続けるカシウス。
嫌々ながらも応じるロゼリアを見ながら、カシウスは従順な妻の反応を心の中で楽しんでいました。
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ダブルベッドの夜
ある日の晩。
ロゼリアが自室のベッドで寝る準備をしていると、突然ベッド脇のカーテンが開いてカシウスが顔をのぞかせました。
「先に寝ようとしていたのか」
予想外の事態に固まってしまうロゼリア。
カシウスは何食わぬ顔でベッドの中に入り、そのまま妻の隣に寝転びます。
ロゼリアはとっさにベッドから飛び起きて、「この前みたいにお茶だけ飲んで帰るんですよね?」と確認しました。
しかしカシウスは微動だにせず、「いや、今日はここで寝る」の一点張り。
「手を繋ぐだけで何もしないから心配するな」と言って、クスクスと笑います。
夫の言葉を信用できるはずもなく、ロゼリアはベッドに入っても緊張のあまり全く眠れません。
何をされるのかと身構えながらずっと目を見開いていましたが、カシウスの言葉通り、彼は本当にロゼリアの手を握っただけで何もしようとしませんでした。
スースーと穏やかな寝息を立てて熟睡しているカシウスの寝顔を間近で見ていたロゼリアは、まるで子供のような安らかな寝顔に驚きます。
普段もこんなに穏やかな顔なら良いのに……。
次第にロゼリアの胸中にも安心感が芽生え、気が付いた時には夫の温かい手を握り返しながら深い眠りについていました。
カシウスの野心
その翌朝。
ロゼリアは枕元から聞こえてきたカシウスの声で目を覚ましました。
寝ぼけまなこでうっすらと目を開けると、自分の顔のすぐ目の前にカシウスの顔があり、優しい口調で「おはよう」と囁きます。
昨晩は夫と一緒に寝ていたことを思い出し、起き抜けに顔を真っ赤にするロゼリア。
しかも、はだけたシャツから夫の胸板が露出していて、目のやり場に困ってしまいました。
ロゼリアは大急ぎでベッドから飛び起きると、上ずった声で朝の挨拶をしながら寝室から出て行きます。
「顔を洗ってきます」と言って逃げ出した妻の背中を、楽しそうな顔でジッと見つめるカシウス。
今まで同じ邸宅内で生活しながら別々の国同士のように隔たっていた二人の関係が、着実に接近してきている手応えがありました。
ゆっくり、少しずつ、昨日みたいに近づいていければ良いだろう。
そっと自分の右手に視線を向け、一晩中握り合っていたロゼリアの手の感触を思い出すと、心地よい感情が湧き上がってきます。
いつまでも手だけを握って寝るわけにはいかない。
今夜はもっと近づけたら良いのだがな……。
カシウスが幸せそうな表情を浮かべた所で第36話は終了しました。
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36話を読んだ感想まとめ
今回は前回に引き続き、カシウスのメイン回でしたね。
「父」ではなく「夫」として自分を意識してもらうために、あれこれと策略を巡らせて妻の気を引こうとするカシウスの姿が微笑ましかったです。
今まで「公爵」呼びだったロゼリアに自分の名前を無理やり呼ばせようとするシーンは、カシウスの強引な性格が表れていてドキドキしました。
小悪魔的な魅力を振りまくカシウスは、女心をくすぐる優しいドS王子ですね。
見ているだけでこっちも顔が赤くなってしまいます。
そしてついに、妻の寝室にまでやってきたカシウス。
名前呼びからベッドインまでの展開があまりにも早すぎでしょ!
幼い頃から厳しい修行を乗り越えてきた彼にとって、ゆったりとした会話のコミュニケーションはまどろっこしく感じるのでしょうか?
それにしても、さすが実の親子だけあってカシウスの寝顔はアインスパナにそっくりですね。
ロゼリアがすんなり彼を受け入れられたのは、穏やかな寝顔の中に愛息の面影を見たからかもしれません。
自分の最も無防備な姿を晒せるのは、それだけ相手のことを信頼している証。
カシウスとロゼリアは、すでに自分たちが思っている以上に近い距離にいるのでしょう。
わだかまりさえ捨てきれれば、本物の夫婦の関係になれるのは時間の問題だと思いました。
妻のロゼリアと初めて同じベッドを共にし、充実した表情を浮かべていたカシウスの姿も印象的でした。
「いつまでも手だけを握って寝るわけにはいかない」という言葉は、さらに大胆なスキンシップ計画を予感させます。
はたして、カシウスは今夜どんな作戦を決行するつもりなのでしょうか?
ひょっとして、チェイド家に第2子が誕生するかも?
胸キュン展開が続く第37話も必見です!
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