ピッコマ独占配信の人気コミック「悪党の母になりました」。
「続きが気になる!」
「ロゼリアはどうなる?!」
こちらでは「悪党の母になりました30話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
好きな漫画を文章だけでなくイラスト付きで楽しみたい方はU-NEXTでお得に読むことができます。
U-NEXTは31日間無料トライアル登録時に600円分のポイントが付与されるので、実質無料で好きな漫画を1冊読めちゃいますよ!
好きな漫画を無料で読みたい方にオススメです◎
※本ページの情報は記事公開時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
前回のあらすじ
前回は、突如カシウスが倒れた理由が、年に一度発症する原因不明の風邪であることが判明しました。
あらゆる毒物への耐性を持つ超人が単なる風邪に屈する体質持ちであることは、絶対に外部に漏れてはいけないトップシークレット。
家族にすら伝えられていなかった秘密を知ったロゼリアは、執事が止めるのも聞かず、カシウスのために看病することを決意しました。
悪党の母になりました30話のあらすじネタバレ
家族にできること
カシウスの額に手を当てたロゼリアは、あまりの体温の高さに言葉を失います。
本当にこれが単なる風邪なのか?
ロゼリアの胸中は不安でいっぱいになりました。
そんなロゼリアの気持ちを察したのか、脇に控えていた執事が「毎年あることです」と声をかけます。
回復のためには絶対安静が必要なので、カシウスの体に負担をかけるようなことをしないようにと言い残して、執事たちは部屋から出て行きました。
「大したことない……」
いつの間にか意識を取り戻していたカシウスが、ベッドの脇に立っているロゼリアに向かって小声で言葉を発しました。
慣れていることだから心配するな。
そう言いながら、普段のカシウスからは想像もできないほど弱弱しい笑顔を見せる夫を見て、ロゼリアにはチェイド家の後継者が歩んできた孤独な世界が手に取るように分かりました。
ロゼリアは瞳にいっぱいの涙をためながら、病に伏す夫の手を強く握りしめました。
「お傍にいても良いですか?」
驚いた表情で妻の顔を見つめるカシウス。
ロゼリアはカシウスの手を握りながら、一日も早い回復を祈り続けます。
きっとカシウスは、自分の弱った姿を誰にも見られたくないのでしょう。
それでも、ロゼリアにはどうしてもカシウスに伝えたいことがありました。
自分が辛くて弱っている時、傍には頼れる「家族」がいるのだということを……。
カシウスの過去
カシウス・チェイドは、幼い頃からチェイド家の後継者として壮絶なスパルタ教育を受けて育ってきました。
しかも、チェイド家の後継者の座を狙うハイエナのような親戚が四六時中自分を狙っていて、家の中でも気の休まる時間は一切ありませんでした。
ある日のこと、チェイド家の親戚一同で食事している時に、その中の一人がカシウスに桃を食べさせようとしてきます。
カシウスがひどい桃アレルギー体質であることは親戚中に知れ渡っており、両親もカシウスを試すかのように無言を貫いていて息子を助けようとしません。
カシウスは一瞬ためらったものの、他人に弱味を見せるわけにいかず、何事も無いかのように装って桃を二つも食べました。
自分が桃アレルギー体質だという噂はデマであると親戚一同に信じ込ませることに成功したカシウス。
しかし、その代償として、自室に戻った彼は意識を失いかけるほどの発作に苦しみます。
それ以来、カシウスはどんなに辛い状況でも、歯を食いしばって涙をこらえながら一人で耐え抜いてきました。
毒の耐性訓練を突破し、ついには桃アレルギー体質まで克服。
完璧な存在になるため、自分の弱点を徹底的に潰し続けます。
けれども、人間は決して完璧な存在にはなれません。
カシウスの努力をあざ笑うかのように、桃アレルギーを克服した途端、今度は原因不明の風邪が発症する体質になってしまいます。
「カシウス・チェイドには弱点が無い」という世間の評判は、隠蔽工作によって成り立っている虚像に過ぎません。
カシウスは、最恐の帝王カシウス・チェイドという人間を演じ続ける人生を余儀なくされていたのです。
もう一人じゃない
「公爵の病気が治るまで お傍にいさせてください」
真剣な表情で自分の手を握っているロゼリア。
カシウスは小さく笑うと、「好きにしろ」とつぶやいて目を閉じました。
今まで絶対に他人に見せなかった自分の弱さを、初めてロゼリアに見せている。
それはカシウスにとって、決して悪い気分のするものではありませんでした。
ロゼリアの柔らかい手に包まれ、守られているような安心感を覚えるカシウス。
これまで自分を守るために形成していた氷の殻が、ロゼリアの温もりによって溶かされていく。
カシウスは生まれて初めて、自分は一人じゃないという心強さを感じていました。
アインもこんな気持ちだったのだろうか……。
ベッドの中で小さな寝息を立てているカシウスは、ロゼリアに執着する息子の気持ちを少しだけ理解できたような気がしていました。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
悪党の母になりましたを無料で読めるか調査した結果
せっかくマンガを読むならネタバレの文章だけでなく、イラストと一緒にストーリーを楽しみたいですよね。
「悪党の母になりました」はピッコマ独占配信のため、今のところは他サイトで読む方法はないようです…
しかし、「悪党の母になりました」のような話題の恋愛漫画を「U-NEXT」なら無料で楽むことが出来ます!
引用:https://www.amazon.co.jp/
U-NEXTは31日間無料トライアル登録時に600円分のポイントが貰えるので、実質無料で好きな漫画を1冊読めちゃうんです!
※31日以内に解約すれば料金は一切かかりません。
漫画・電子書籍が26万作品も提供されているので、U-NEXTはラインナップも非常に豊富ですよ。
※本ページの情報は記事公開時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
また月額プランに移行した場合は毎月1日に必ず1,200円分のポイントが貰えます!
なので最新作や好きな漫画をU-NEXTで買うと、出費を抑えられますよ◎
自分に合ったU-NEXTのプランで漫画を楽しんでくださいね♫
30話を読んだ感想まとめ
うう……、今回も涙なしでは読めない感動回でしたね。
奈希が転生前に読んでいた小説には、アインスパナの過去は記述されていたものの、その父親であるカシウスのバックグラウンドについてはほとんど触れられていませんでした。
そのことがロゼリアのカシウスに対する警戒心に繋がっていたわけですが、彼の生い立ちもアインスパナに引けを取らないほど悲惨ですね。
特に、親戚一同が会する食事会で桃を食べさせられるシーンは強烈でした。
周りの大人たちに命を狙われているだけでも怖いのに、両親は見ているだけで一切助け舟を出さないとは地獄のような状況です。
困った時に親に助けてもらえないことが子供にとってどれだけ辛いか、カシウスの孤独を想像しただけで胸が張り裂けそうになります。
高熱を出して寝込んでいるカシウスが「心配するな」と言ったのは、ロゼリアを気遣ってというより、自分が弱い人間だと妻に思われたくなかったのでしょう。
意識がもうろうとしている状況でも信念を崩さないカシウスの姿を見て、チェイド家の歪んだ人生観は彼の細胞に刻み込まれているのだと確信しました。
そして、自己の檻に閉じこもっていたカシウスを救ったのは、やはりロゼリアの愛しかありません。
ずっと一人ぼっちで生きてきたカシウスにとって、自分を掛け値なしで支えてくれるロゼリアの存在はどれほど心強かったことでしょう。
特別なことが出来るわけではなくても、ただ傍にいてくれるだけで心が落ち着くのが家族の素晴らしさだと思います。
強くあることだけを自分の存在意義と見なしていたカシウスが自分の弱さを打ち明けられるパートナーを手に入れられたのは、今まで得たどんな財産よりも価値のある幸福ではないでしょうか。
病気を切っ掛けに、「家族」を知ったカシウス。
この経験が復活後の彼の人生にどんな影響を与えるのか、第31話の展開がとても気になりますね。
<前話 | 全話一覧 | 次話> |
好きな漫画を文章だけでなくイラスト付きで楽しみたい方はU-NEXTでお得に読むことができます。
U-NEXTは31日間無料トライアル登録時に600円分のポイントが付与されるので、実質無料で好きな漫画を1冊読めちゃいますよ!
好きな漫画を無料で読みたい方にオススメです◎
※本ページの情報は記事公開時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。