「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ5話！あらすじ感想。皇帝陛下、登場

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時5話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、皇女宮の薬剤室で精密検査を受けたことで、ルペルシャ皇女が不治の病ラファエリスにかかっていることを専属医のロックスが気づきます。

死期を悟りながらも自分に優しく接してくれたルペルシャの姿に感動し、ロックスは彼女のためにラファエリスの治療法を見つけ出すことを決意。

一方、ロックスから貧血を抑えるアイテム・西の黒蛇の毒入りカプセルを貰ったルペルシャ皇女は、さっそくそれを飲んで皇帝との謁見に臨みます。

はたして、ルペルシャ皇女は皇室の継承権を放棄して自由の身になれるのでしょうか？

悪女が恋に落ちた時5話のあらすじネタバレ

皇帝陛下、登場

「お目にかかります 陛下」

宮殿の玉座に座っている男性の前に立ち、ドレスの裾をつまんでうやうやしくお辞儀をするルペルシャ皇女。

「皇女 何の用だ」

実の娘を名前ではなく「皇女」と呼ぶ冷たい口調の皇帝。

いろいろと悪い噂の絶えないルペルシャのことを毛嫌いしており、早々に用件だけ言わせて追い払おうとしている魂胆が見え見えです。

ルペルシャ皇女はイラっとする気持ちを抑えつつ、「継承権を放棄しに参りました」と言いました。

その言葉を聞いた皇帝は眉間にしわを寄せ、ルペルシャ皇女にもう一度用件を問います。

ルペルシャは皇室の継承権を放棄する旨を再び伝え、今度は「私の願いを聞いてくださるならば」と条件を付け加えました。

皇帝は蔑んだ目でルペルシャ皇女を睨み、「皇女の分際で取引を申し出るとは生意気な お前の母方の一族の力を借りるつもりか？」と口汚くののしります。

ルペルシャの母リシアン・バヌスは、帝国建設に大きく寄与した功臣・バヌス一族の一人。

かつては大きな権力を握っていた一族でしたが、現在では政界で活躍している人材はほぼ皆無であり、ルペルシャは皇室内で形だけの皇女となっていました。

その事実を知っている皇帝がなおバヌス一族を意識しているのは、いまだに皇帝が彼らの力を恐れている証に他なりません。

自分が皇室からいなくなれば、陛下がバヌス一族を心配する理由も無くなる。

私の継承権放棄は皇太子殿下にとっても喜ばしいことのはず、と問うルペルシャ。

皇帝は思わず玉座から立ち上がり、「お前、正気か！？」と叫びました。

ルペルシャの演技力

何度も練習したシミュレーション通りに事が進み、こっそりほくそ笑むルペルシャ。

さらにルペルシャは気持ちを込め、不治の病によって自分の命が残りわずかである事実を皇帝に伝えます。

「……何を企んでいる」

皇帝の中で、ルペルシャ皇女はよほど警戒すべき存在なのでしょう。

目前の娘をじっと睨んだまま、皇帝は相手の狙いを慎重に探っていました。

「信じられないというのなら確かめてみてください」

皇帝はルペルシャの発言を鼻で笑い、「たとえ事実でも私から何かを手に入れられると思うなよ皇女」と見下し続けます。

陛下に要求など無い、ただ自由が欲しいだけだ、とつぶやくルペルシャ。

「もし私に自由をいただけるのなら、皇族の地位を完全に手放して皇宮からも出て行く」と宣言しました。

その言葉を聞いて、それまで斜に構えていた皇帝の顔に初めて驚きの表情が浮かびます。

理由を問われたルペルシャは悲しそうな表情をしながら、「残り僅かな人生をせめて自由に過ごさせてください」と言いました。

明らかに動揺している皇帝は言葉を詰まらせ、「この話はまた明日にしよう」と言ってルペルシャを退室させます。

思ったより上々の手ごたえを得られたルペルシャは、心の中で舌を出しながら自分の演技力を自画自賛していました。

皇帝の決断

そしてその数日後、皇帝に呼ばれたルペルシャは再び父親との謁見に向かいます。

宮殿の扉を開けて中に入ると、以前会った時と比べて明らかに表情が柔和になった皇帝が玉座に座っていました。

「お前の病は本当のようだな」

今まで蔑み続けてきたルペルシャのことを労わるような優しい眼差しで見つめる皇帝。

静かな場所で平穏に暮らし、一人で最期を迎えたいという娘の願いを聞き入れると約束してくれました。

イエ～イ！

神妙な雰囲気の中、ルペルシャは心の中で素っ頓狂な歓声を上げて小躍りしたい気分に駆られます。

しかし皇帝はなおも言葉を続け、「お前の要求を全て許すわけではない」と言いました。

「今後1年間は皇家の一員として皇宮にいるように」

……えっ？

皇帝の発言を聞いてルペルシャの目が点になった所で第5話は終了しました。

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5話を読んだ感想まとめ

皇帝との謁見で皇太子ラビロフも出てくるかと予想していましたが、今回はまだ出ませんでしたね。

しばらくは皇帝との対話がメインになりそうです。

出会って早々、実の娘を「皇女」と身分で呼ぶ冷淡な父親。

皇室の人間関係は複雑で嫌ですね。

それにしても、ルペルシャが何を言っても怪しまれてしまうほど絶大な力を持っていたバヌス一族とは一体どんな存在なのでしょうか？

ルペルシャの母であり悪女として恐れられているリシアン・バヌスが一族を排除したことがバヌス家の衰退につながったようですが、後々重要人物としてストーリーに絡んでくるような気がします。

彼らの動き次第では、帝国内で大きな権力闘争が起きるかもしれませんね。

そして、ルペルシャが皇室を出ることをやっと皇帝が許可してくれたと思った矢先、まさかの皇宮から出ちゃダメ命令発動……。

余命わずかなルペルシャが自由になりたいと願う気持ちは汲んでくれるのに、皇族として留まれとはどういう了見なのでしょう？

バヌス一族の血を引くルペルシャがいなくなってくれれば、皇帝や皇太子殿下にとっても都合が良いはず。

にもかかわらずルペルシャを皇家の一員として留まらせるということは、やはり彼女を自分の目の届く所に置いて見張っておきたいということでしょうか。

あるいは、ルペルシャがラファエリスにかかっていることを皇帝に伝えたロックスが「1年以内に治療法を見つける」とか豪語したのかもしれませんね。

いずれにしても、完全に当てが外れてしまったルペルシャにとっては大問題です。

これでは、皇太子ラビロフ達と関わりを持つ美形キャラの救出が一層難しくなってきました。

はたして、ルペルシャを皇宮に縛りつける皇帝の真の狙いは？

そして、ラビロフやアリエル達はそろそろ登場するのか？

第6話の展開から目が離せませんね！

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