「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ30話！あらすじ感想。皇女の爆買い

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時30話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、皇女宮にまで乗り込んできたヘレイスがルペルシャと二人きりで対話している時、侵入者に気付いたユジン達が部屋に駆け付けます。

すっかりルペルシャ皇女が気に入ったヘレイスは、「またな」と言い残して逃亡。

ユジンの追跡を振り切ってアジトに戻った後、情報ギルドの粋を結集してルペルシャ皇女のことを徹底的に調べ上げるよう仲間に指示します。

そして、ルペルシャがユジンとアイリック公爵を伴ってブランチェット街で買い物していると、ヘレイスが何食わぬ顔で再びルペルシャの前に姿を現しました。

悪女が恋に落ちた時30話のあらすじネタバレ

呉越同舟

ニコニコ顔のヘレイスを見た瞬間、ルペルシャは思わず「天使さ～ん！」と叫びながら彼の所に駆け寄ります。

ルペルシャ皇女の護衛を務めるユジンとアイリック公爵は、彼女の無警戒な行動にビックリ仰天。

自らを「天使」と名乗る不審者を前にして、開いた口が塞がりません。

どうしてここにいることが分かったのかとルペルシャが尋ねると、「俺は天使だから何でもお見通しだ」とノリノリで返答するヘレイス。

すっかりドン引きしてしまったユジンとアイリック公爵の気配を察し、ルペルシャも苦笑いを浮かべるより他ありません。

「リシャ 俺と遊ぼう 楽しませてやる」

その場の空気を全く読まないヘレイスは、ユジン達のことなどお構いなしにルペルシャをデートに誘います。

当然、それを聞いたユジン達は激怒。

「さっさと正体を明かせ」と凄みながら、ヘレイスに詰め寄りました。

当のヘレイスも、「この前名乗っただろうが」と言って一歩も引きません。

ブランチェット街のど真ん中で激しく睨み合う一触即発の3人。

ルペルシャは内心、3人のイケメン達が自分を巡って争っている状況に幸福感を抱いていましたが、これ以上興奮して気絶したらせっかくの「リアル着せ替え人形作戦」が台無しです。

とっさに3人の間に割って入ると、皆で一緒に服を買いに行こうと提案しました。

ヘレイスはルペルシャの誘いを快諾。

ユジン達もしぶしぶ引き下がり、どうにか街中での乱闘勃発を未然に防ぐことが出来ました。

皇女の爆買い

服飾雑貨店に入った4人。

店内を見て回ったヘレイスは、一着のマントを試着してルペルシャに見せます。

「天使さん……それが良いんですか？」

ヘレイスの選んだ商品を見て、思わず顔が青ざめるルペルシャ。

緑色の布地におどろおどろしいドクロマークがプリントされていて、悪趣味極まりありません。

当のヘレイスは満面の笑顔で「気に入った」とご満悦の反応です。

悪魔風の装いを好む自称天使の少年。

あまりにもダサすぎるファッションセンスを見て、ユジンとアイリック公爵も顔をしかめます。

ルペルシャは原作の小説内でアリエルが出会った当初のヘレイスをやけに警戒していたことを思い出しながら、ひそかにその理由に納得していました。

ヘレイスにこんな服を着させるわけにはいかない！

ルペルシャはヘレイス用の服をコーディネートさせてほしいと告げると、目を皿のようにして服飾店内の商品を探し回ります。

そして見つけた奇跡の一着。

黒の布地にシルバーの紋章がデザインされたスタイリッシュなマントは、高貴な雰囲気を漂わせるヘレイスにピッタリのアイテムでした。

「お似合いです！」と言いながら満面の笑顔で拍手するルペルシャ。

皇女に合わせて無表情のまま拍手するユジンとアイリック公爵。

試着したヘレイスも、まんざらでもない表情を浮かべています。

ルペルシャはヘレイスにそのマントをプレゼントすると、さらに店内で見つけた大量のお気に入りアイテムを全て現金で一括購入。

皇女にのみ許される贅沢な買い物の楽しさに、ルペルシャの笑いが止まりません。

ヘレイスの疑問

お店を出たルペルシャは、ユジンとアイリック公爵にもクールな衣服やアクセサリーをプレゼントしました。

戸惑いながらもルペルシャ皇女からのプレゼントを受け取ったアイリック公爵は、「大切に使わせて頂きます」と言いながら一礼。

「気に入ってくれて良かった」と喜ぶ彼女の笑顔を見て、たまには気分転換するのも悪くないなと考えていました。

なおもルペルシャが別のプレゼントを渡そうとすると、「私はもう十分です」と言って遠慮するユジン。

プレゼントの受け取りを拒否されたルペルシャが急に落ち込み始め、思わずしどろもどろになってしまいます。

そんな3人のやり取りを遠巻きに見ていたヘレイスは、どうして自分の分を買わないのかとルペルシャに尋ねました。

自分の分の衣服を買わなかった理由は単に買う必要がなかったからですが、ルペルシャは自分のことを気遣ってくれるヘレイスの優しさに心を打たれます。

一人のファンとして、絶世のイケメン達と同じ時間を共有できればそれで十分！

ルペルシャは穏やかに微笑み、「私は大丈夫です 何も必要ありません」と答えました。

その言葉を聞いて、にわかに表情が曇るユジンとアイリック公爵。

ラファエリスの苦痛を一人で背負っているルペルシャ皇女の胸中を察し、無言になってしまいます。

するとヘレイスは小さな声で「へえ」とつぶやき、マントを翻してそのまま去って行きました。

後に残された3人は、ポカンとした顔でヘレイスの背中を見つめ続けます。

自由奔放な性格のヘレイスの行動が可笑しくなったルペルシャは小さく笑い、傍に仕えている二人の騎士と共に先を急ぐことにしました。

皇宮の求人募集

ブランチェット街の掲示板の前に集まるたくさんの人だかり。

人混みの後方にいた一人の女性が人波をかき分けて前に進もうとすると、周りの男性にぶつかって転倒してしまいます。

女性を転ばせた男性は、彼女の身を案ずるどころか「女は引っ込んでろ！」と罵声を浴びせる始末。

反対に、何の落ち度もない女性の方が「すみません」と謝っています。

掲示板の前に集まっているのは、皇宮が募集している求人を見に来た人たちです。

皇宮の高給仕事に就けると思ってチェックしに来たものの、何故か彼らの表情は浮かないまま。

掲示板に張り出されていたのは、悪女として名高いルペルシャ皇女の使用人募集だったからです。

「久し振りに皇宮で仕事が出来ると思って確認しに来たのにツイてねえ！」

女性を転ばせた男性はイラついた表情で掲示板の前から離れ、地面の上に転んでいる女性のスカートを踏みつけて去って行きました。

「見て損したぜ」

「詐欺じゃないのか？」

ルペルシャ皇女の使用人募集の張り紙を見ながら、次々と不満を口にする人々。

そんな中、ゆっくりと立ち上がった女性はスカートの埃を払うと、真剣な眼差しで求人募集の張り紙に目を向けます。

ボロボロに汚れた服とは対照的に、ロングヘアーをハーフアップにまとめたエレガントなルックス。

その女性は紛れもなく、ルペルシャ皇女が探しているイビエン令嬢その人でした。

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30話を読んだ感想まとめ

ここまで、ユジンやアイリック公爵とピュアな絆を紡いできたルペルシャですが、ヘレイス編になってから何やらアブノーマルな展開になってきましたね。

ルペルシャ皇女のことを「リシャ」呼びして去って行ったヘレイス。

単に月光庭園で見かけた時にユジン達がそう呼んでいたからリシャと呼んだのでしょうか？

それともルペルシャ皇女の愛称がリシャであることを別の理由で知っていたのでしょうか？

凄腕の騎士であるユジンの追跡をいとも簡単にかわした所を見ると、ユジンとアイリック公爵の二人がかりでも苦戦しそうなほどの強者のような気がします。

すっかり気に入ったルペルシャ皇女の行動を情報ギルドの仲間に調べさせる展開は、完全にストーカーと化していて笑ってしまいました。

生活習慣はまだしも、食事のメニューまで調べてどうするつもりなのでしょう？

好みを把握して、ルペルシャをレストランデートにでも誘うのでしょうか？

涙の匂いにまで反応していて、筋金入りの変態だと確信しました。

そこまで泣き顔にこだわる理由が気になります。

神出鬼没で普通の仲間にはなってくれそうにない感じですが、情報力を売りにしているチームが協力してくれれば、伝説のトロヤンの実の在り処も分かるかもしれませんね。

そして、ユジンとアイリック公爵が護衛していることを知っていながら、白昼堂々とルペルシャの前に姿を現したヘレイス。

はたして彼の目的は何なのか？

予想できない展開が繰り広げられそうな第30話も見逃せませんね！

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