「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ23話！あらすじ感想。酒屋に行こう

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時23話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、「休んでください」という言葉をかけられたアイリック公爵が、まるで自分の全てを知っているかのような振る舞いを見せるルペルシャに激しく戸惑います。

ラファエリスの苦痛に耐えながら気丈に微笑むルペルシャ皇女の姿に自分を重ねたアイリック公爵。

孤独な心が軽くなった彼は、ルペルシャ皇女への忠誠心をより高めるのでした。

一方、ルペルシャは自分名義のサロンを閉店させて現金確保の準備を始めます。

彼女の次の目標は、友人アリエルのために恋も夢も失うことになるイビエン令嬢。

はたして、ルペルシャはイビエン令嬢を救済することができるのでしょうか？

悪女が恋に落ちた時23話のあらすじネタバレ

出発

イビエン令嬢を助けるためには、まず何よりもお金が必要。

そのためにルペルシャはメイド達に、「持っていても何の意味もない」と言って自分名義のサロンの売却を指示しました。

すると、その発言を聞いたメイド達が怯えたような表情でルペルシャを見つめます。

将来自分名義のサロンが閉店に追い込まれることを知っているルペルシャと違い、メイド達にとって繁盛中のサロンを平然と切り捨てる皇女の決断は正気の沙汰とは思えませんでした。

自分の死を覚悟した皇女様が、ついに身辺整理を始めてしまった……。

例の噂を知っているメイド達は、その場から逃げるようにして立ち去ります。

彼女たちの思惑などつゆ知らず、当のルペルシャは「まあいっか」と呑気に微笑んでいました。

明るい表情で部屋のドアを勢いよく開けるルペルシャ。

そこには、平民用の服に着替えて剣を携えたユジンとアイリック公爵が立っていました。

「行きましょう皇女様」

今日はルペルシャが待ち焦がれていた出発の日。

万全の準備を整えてきた皇女は、いよいよ二人の騎士を伴って皇宮外の街を目指します。

ふと後ろを振り返ると、寂しそうな表情でルペルシャ皇女をお見送りしているリニの姿が目に飛び込んできました。

リニ ごめんね……。

ルペルシャは心の中で、次に外出する時は必ず一緒に行こうと誓いました。

ブランチェット街の風景

ルペルシャ一行は、皇宮前の賑やかな街・ブランチェットにやってきました。

大通りを駆け抜ける子供たちの歓声。

噴水前でお手玉を披露する大道芸人。

慎み深い皇宮とは違い、ブランチェット街は庶民の活気に満ち溢れていました。

原作の小説は、初めてこの街を訪れたアリエルの視点から物語が進んでいきます。

それまで皇室ですら実態を把握できていなかった情報ギルド長・ヘレイスと暗殺ギルド長・ダニエルを瞬く間に自分の虜にし、イビエン令嬢やジェインとも次々仲良くなっていく。

今思い返すと見事なほどのご都合主義ストーリーだったことに気づき、きっと作者は物語を考えるのが面倒だったのだろうとルペルシャは内心呆れました。

とはいえ、そのおかげで遠出しなくても多くのサブキャラクター達と出会えるのはルペルシャにとって好都合です。

ルペルシャ達はまず、街の管理所に行ってサロンの売却書類を提出することにしました。

ユジンとアイリック公爵を外に待たせ、一人で管理所の建物の中に入るルペルシャ。

受付の台の上に書類を叩きつけた瞬間、居眠りしていた受付の男性がビックリして飛び起きます。

「全額現金と宝石に換えて」

受付の男性が大慌てで書類に目を通すと、ルペルシャ皇女名義のサロンが大量に売却されることに気づいてさらに慌てます。

こんなことが皇女様にバレたら、後でとんでもない目に遭わされるのでは……？

男性がひどく怯えていることに気づいたルペルシャは、皇女の身分を証明する指輪を見せ、自分がそのルペルシャ皇女本人であることを示しました。

「すぐに処理致します！」と上ずった声を上げて駆け出す受付の男性。

ルペルシャは男性を呼び止めると、「黒い洞窟」を知っているかと尋ねました。

酒屋に行こう！

「お待たせしました」

建物の前で待機していたユジンとアイリック公爵の所に、書類提出を終えたルペルシャが戻ってきます。

ユジンは慌てて彼女の近くに駆け寄り、何も問題はなかったかと不安そうな顔で尋ねました。

宮中に広がっているラファエリスの噂がブランチェット街にも波及していないか懸念するユジン。

しかし、何も問題なかったことを確認すると、ニッコリと安堵の表情を浮かべます。

用事を終えたルペルシャは、二人の騎士を引き連れてブランチェット街の散策を始めました。

「皇女様 どこか行きたい所はありますか？」とルペルシャを紳士的にリードするアイリック公爵。

するとルペルシャは恥ずかしそうに微笑み、「二人ともこれからは私のことを『リシャ』と呼んでくれませんか？」と突拍子もないことを言い出しました。

一瞬固まる二人でしたが、さすがは百戦錬磨の騎士。

すぐに順応し、「ではお言葉に甘えて……リシャ」、「リシャ どこか行きたい所は？」と爽やかにリシャ呼びを披露します。

天にも昇る心地でお姫様気分を堪能するルペルシャ。

満面の笑みを浮かべながら、「私は『月光庭園』という所に行ってみたいです」と答えました。

その数時間後。

樽の看板が出ている酒屋・月光庭園の店内に3人の姿がありました。

少し離れた席では荒くれ者の男たちが大声を上げながら大量の酒を浴びるように飲んでいて、とても貴族には似つかわしくない粗暴な雰囲気に包まれています。

アイリック公爵は青ざめた顔で周りの様子をうかがいながら、「ここに来てみたかった理由をお聞きしてもいいでしょうか？」と尋ねました。

するとルペルシャは顔を赤らめながら、「お酒を飲んでみたくて」と小声で返答。

二人の騎士は、そんなルペルシャ皇女を見て絶句してしまいます。

気を取り直したユジンは「そうですか」と言って小さく笑い、ルペルシャ皇女の酒の宴に付き合うことを誓いました。

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23話を読んだ感想まとめ

今まで物語の舞台は皇宮内に限定されていましたが、いよいよルペルシャ達が皇宮の外に旅立ちましたね。

皇女宮を出る時のシーンがとても印象的でした。

ドアを開けた先で二人のイケメン騎士がルペルシャを出迎えていて、これから冒険が始まるという期待感を意識せずにいられません。

皇女室に残ったリニのいじらしい見送り方も泣けます。

メイド達はルペルシャにとって、本当に家族のような存在なんだと思いました。

皇宮前の町・ブランチェット。

舞台が一新されたことで、RPGをプレイしていて新しい街に着いた時のようなワクワク感がみなぎっています。

アリエルは登場キャラクターの大半とこの街で出会っているので、当分ルペルシャ達はブランチェット街で過ごすことになりそうです。

ルペルシャがサロンを売却する時に受付の男性に聞いていた「黒い洞窟」とは、ダニエルか誰かのアジトでしょうね。

イビエン令嬢と会うことも大切ですが、皇太子ラビロフの追跡をかわすためには暗殺ギルド長・ダニエルの力が不可欠。

皇女とバレないようにするために、平民服を着用しているのでしょう。

ルペルシャがユジンとアイリック公爵に自分のことを「リシャ」と呼ぶように指示したのも、名前バレするのを防ぐための作戦の一環なのかもしれませんね。

そして、酒が美味しいと評判の酒場・月光庭園にやってきた3人。

全くお酒を飲めるイメージが湧かない面々ですが、飲み過ぎて他の客とトラブルにならないか心配です。

第24話も楽しい展開が続くと良いですね。

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