「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ22話！あらすじ感想。カインの戸惑い

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時22話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、アイリック公爵の悲惨な運命を変えるために、ルペルシャがカイン・デ・アイリック攻略作戦を開始します。

早朝の空き地でトレーニングに励むアイリック公爵を訪ねたルペルシャは、原作の小説内でアリエルが彼に言った「あの言葉」を引用。

「もし心が苦しいならゆっくり休んでください」

無意識下でずっと望んでいた優しい言葉をかけられたアイリック公爵は、愕然とした表情でルペルシャ皇女の顔を見つめ続けます。

はたして、アイリック公爵がアリエルに片思いを寄せてしまう未来を変えることは出来たのでしょうか？

悪女が恋に落ちた時22話のあらすじネタバレ

カインの戸惑い

ルペルシャに「休んでください」と言われたアイリック公爵は、ゆっくり目を伏せながら「私について何かご存知なのですか？」と問いかけます。

「私は何も知りません ただ貴方のことを知らなくても一目見ればどんな心情かは分かります」

アイリック公爵の傍に寄ったルペルシャは、静かに手を伸ばして彼の頭を優しく撫でました。

捨てられた子犬のように切ない表情を浮かべているアイリック公爵を見ていると、思わずよしよししてあげたくなるのがファンの心理。

ルペルシャは懸命に背伸びしながら、アイリック公爵の美しい髪に触れられる絶好のオタ活チャンスを逃すまいと気合いを入れました。

その時、驚愕の表情を浮かべて自分を見つめるアイリック公爵と至近距離で目が合い、調子に乗り過ぎたと思ったルペルシャがとっさに手を引っ込めます。

「寒いので公爵も早く戻って休んでください」

ルペルシャは照れ笑いを浮かべつつ、その場から静かに立ち去りました。

これでカインがアリエルから同じ言葉を聞いても、彼女に対して深く心を許すことはないだろう。

ルペルシャは作戦通りにうまくいったことに手ごたえを感じます。

一方、空き地に一人取り残されたアイリック公爵は、頭の中がひどく混乱していました。

これまで自分が耐え続けてきた苦痛は皇帝にすら打ち明けたことがないのに、まるでルペルシャ皇女は全て知っていると言わんばかりの優しい表情だった。

休んでください。

彼女はそう言って、自分を安心させてくれた。

大した言葉ではないのに、なぜこれほど自分の胸に深く突き刺さるのだろう。

彼女に言われたからだろうか？

それとも、自分自身が誰かに言ってほしいと願い続けていた言葉だったのだろうか？

その場に立ち尽くし、ジッと自分の手を見るアイリック公爵。

そんな彼の様子を木の上から興味深げに観察しているユジンがいたことは、誰も知る由がありませんでした。

もう一人の騎士

ルペルシャ皇女専属の護衛騎士であるユジンにとって、自分の自由を犠牲にして四六時中彼女の警護にあたることは当然の務め。

早朝から一人で何処かへ出かけるルペルシャに気づいたユジンは、彼女にバレないようにこっそり尾行し続けていました。

ルペルシャ皇女の向かう空き地の先にアイリック公爵がいることに気づき、びっくりして思わず「ちょっと待った！！」と叫んでしまったユジン。

我ながら子供じみたミスをしてしまったと反省したものの、彼女の言葉を聞いて完全に放心状態になった公爵に比べたらマシだと思いました。

空き地に立っている今のアイリック公爵は、まるで魂が消えた抜け殻のよう。

もしもここにルペルシャ皇女を狙う敵が現れたら、とても彼女を守り切れないでしょう。

ユジンは小さく舌打ちすると木の上から飛び降り、「悪夢を見たにしては皇女様の容態が悪すぎると思いませんか？」とアイリック公爵に声をかけます。

「見ていたのか？」

その時初めて近くにユジンがいたことに気づくアイリック公爵。

彼の驚きの表情は、ルペルシャ皇女との会話に夢中になっていたことを何よりも物語っていました。

最近宮中で皇女様が死に近づいているという噂が広まっていることを語るユジン。

皇女様が仰っていた悪夢は、夢ではなく現実の話だ。

ユジンの言葉を聞いて、アイリック公爵はルペルシャ皇女の悲痛な心境を悟ります。

鍛えれば心も強くなれますか？

アイリック公爵の脳裏に焼き付いて離れないルペルシャ皇女の悲しそうな表情。

ラファエリスの苦痛と戦ってきた彼女だからこそ、誰にも打ち明けたことのない自分の気持ちを察してくれたのかもしれない。

アイリック公爵は静かに目を伏せました。

ルペルシャ皇女が不治の病ラファエリスにかかっていることを多くの人間に知られてしまった以上、事態は想像以上に厄介な方向に進んでいます。

アイリック公爵は頭を抱え、情報が漏れることはないだろうと高をくくっていた自分の判断の甘さを恥じました。

イビエン令嬢に会いに行こう！

皇女宮には、皇宮の外に出た時のために平民用の女性服を試着するルペルシャの姿がありました。

自分に似合いそうな服をリニに選んでもらう一方、エマとアリンには皇女名義で運営していたサロンの処分をお願いするルペルシャ。

彼女の行動の意図が理解できないエマにその理由を尋ねられると、「そのサロンを持っていても意味がないからです」と返答しました。

ルペルシャがオーナーを務めるサロンは現在でこそ多くの令嬢の間で人気ですが、上京したアリエルが偶然見つけた路地裏のサロンが有名になったことを切っ掛けに客足が遠のき、将来的には廃業してしまうことをルペルシャは知っていました。

今のうちに店をたたんで、これから会いに行くイビエン令嬢を助けるために少しでも多くの現金を確保しておこうと考えていたのです。

誰かと親しくなりたい時、お金ほど魅力的な交渉条件はない！

ルペルシャが大金に思いを馳せた所で第22話は終了しました。

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22話を読んだ感想まとめ

小説内でアリエルが言った「あの言葉」をルペルシャの口から聞いたアイリック公爵。

自分の理解者を得て孤独な心が救われる展開は、王道ながら心にグッとくるものがあります。

アリエルに恋した原作の展開が改変され、ルペルシャ皇女を慕う気持ちがより強くなったようです。

男女の恋愛感情ではなく、一人の人間として彼女に敬意を抱く流れは、見ていてとてもすがすがしいですね。

驚いたのは、カイン攻略作戦決行中のルペルシャをユジンがずっと見守っていたことです。

アイリック公爵を探している時に「ちょっと待った！！」と叫んだのは、アイリック公爵ではなくユジンだったんですね。

まだ日が昇りきらないうちからユジンがルペルシャ皇女の警護にあたっていたとは予想もしていませんでした。

一体彼はいつ寝ているのでしょうか？

護衛騎士の仕事は本当に激務ですね。

二人が恐れていたラファエリスの情報漏洩が現実のものとなってしまい、頭を悩ませるアイリック公爵。

SNSの炎上と同様、一度世間に広まってしまった噂はそう簡単に収拾がつきません。

ラファエリスの完治方法を見つけ出すか、あるいは皇宮から脱出するしか打つ手がないのではないでしょうか？

ユジン、カイン、と順調に救済を成功させてきたルペルシャの次のオタ活目標は、友人アリエルのために転落人生を歩むことになるイビエン令嬢！

皇太子ラビロフ達のせいで犠牲になる登場人物の中で初の女性キャラとの対面。

今までとは違ったやり取りになるでしょう。

ルペルシャは一体どうやって彼女の運命を変えるのか、第23話の展開が今から楽しみです。

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