ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」
「続きが気になる!」
「ルペルシャはどうなる?」
こちらでは「悪女が恋に落ちた時21話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ
前回は、自分の不遇な身の上話に共感してくれたルペルシャ皇女に対して、ついにアイリック公爵が心を開きます。
「皇宮から出たい」という彼女の願いを叶えるために、アイリック公爵はロックスらを説得。
ユジンとアイリック公爵が同行することを条件に、ルペルシャ皇女が皇宮の外に出ても良いという許可が下りました。
悪女が恋に落ちた時21話のあらすじネタバレ
アイリック公爵の述懐
物心ついた頃から、カイン・デ・アイリックという人間の心は憎しみに染まっていました。
誰にも愛されず、孤独を余儀なくされた悲運。
救いを求める自分の心につけこんできた皇太子。
何より、寂しさを埋めるために安易に心を許してしまった愚かな自分自身。
許せないものへの怒りが募るほど、カインの心に闇が広がっていきます。
ロックスからラファエリスの話を聞いた時、ルペルシャ皇女は皇太子に復讐するための最高の切り札になるとアイリック公爵は思っていました。
しかし、いつからかルペルシャ皇女の姿が病弱だった母に重なり、彼女を無視することも利用することも出来なくなっていました。
真夜中の庭園。
月の光を浴びながらたたずんでいるルペルシャ皇女の姿は、アイリック公爵の目にとても辛く悲しそうに見えました。
皇宮の外に出たい。
その言葉を聞いて、以前「ブランチェットに行きたい」と言っていたことを思い出すアイリック公爵。
ラファエリスで苦しむ皇女様の体のケアを出来る者が少ない以上、市場に出るのはやはり危険だ。
アイリック公爵は、彼女を止めるつもりで声をかけます
するとルペルシャ皇女は優しく微笑み、「公爵は怪我したり死んだりしてはいけない」といたわりのメッセージを語り掛けてきました。
騎士として圧倒的戦闘力を誇り、今まで怪我したことも命を落とす危険に遭ったこともない自分にそんな言葉をかけるとは……。
理解できない優しさに触れたせいか、長年胸の奥に秘めていた恨み話を思わず打ち明けてしまうアイリック公爵。
「本当の友達はそんなもの欲しがりませんから」
軽蔑されるのは覚悟の上の行動だったのに、彼女は私の存在を認めてくれた。
今までは、皇太子を憎む自分の方が間違っているのではないかと迷うこともあった。
予想外の答えではあったが、彼女の温かい言葉のおかげで心がとても軽くなった。
陽だまりのように明るい彼女が月のように可憐に微笑んでいると、自分の胸の奥が妙に熱くなってくる。
誰にも必要とされてこなかった自分の人生は、彼女のために使うべきなのだと確信した。
そうしてカイン・デ・アイリック公爵は、ルペルシャ皇女の命ある限り、彼女の側に仕えると心に誓ったのでした。
カイン攻略作戦!
太陽がまだ地平線から昇りきっていない早朝の帝国。
手がかじかむような寒さの中、皇宮の空き地近くの森林地帯を歩くルペルシャの姿がありました。
カイン・デ・アイリック公爵の抱えているトラウマを解消するために、そして何より彼がアリエルに惚れこまないようにするために、原作の小説内でアリエルが彼に言った「あの言葉」をルペルシャが先に伝える作戦を決行する時が来たのです。
騎士であるアイリック公爵は、いつもこの時間帯に近くの空き地でトレーニングを行っているはず。
ルペルシャは朝の澄んだ空気を目いっぱい吸いながら、ひとけの無い森の中を歩き続けました。
「ちょっと待った!」
誰もいないはずの森の中から奇妙な叫び声が聞こえ、思わずその方向に目をやるルペルシャ。
すると、そこには剣を携えた汗だくのアイリック公爵が立っていました。
アイリック公爵はルペルシャの存在に気付くと、驚いた表情を浮かべながら「どうしてここに?」と声を上げます。
薄着のルペルシャが寒そうにしているのを見て、自分の上着を彼女にかけてあげるアイリック公爵。
ルペルシャは心の中で歓喜の奇声を上げながら、アイリック公爵の気遣いに対してお礼を言いました。
魔法の言葉
「こんな早朝にどうして空き地に?」と尋ねられたルペルシャは、「悪夢を見たせいで眠れなくて」と嘘をつきます。
今度は反対に、ルペルシャがアイリック公爵に同じ質問をしました。
するとアイリック公爵は、「修練をしておりました 剣術ではなく心を鍛えていた」と返答。
期待通りの言葉が返ってきて、ルペルシャの胸の鼓動がどんどん高まります。
「心の修練ですか……鍛えれば心も強くなれますか?」
原作の小説にならって、アリエルと同じように聞き返すルペルシャ。
アイリック公爵は拳を握りしめながら、「分かりません」と辛そうに答えます。
見ることも触れることも出来ない心を強くするのは容易ではない。
ルペルシャはうつむきながら、愚かな質問をしてしまったことを謝りました。
「心を鍛えるなんて、何か悩み事でもあるんですか?」
「……皇女様が気になさるほど重要な問題ではありません」
自分の胸中に根深く残っているトラウマをひた隠しにするアイリック公爵。
信頼しているルペルシャ皇女にすら打ち明けられず、ただひたすら孤独に鍛錬を積み続けるしかない騎士の姿には、並々ならぬ悲壮感が漂っていました。
その時、ルペルシャの脳裏に、原作のアリエルが彼に対して言った「あの言葉」がよぎります。
「苦しいのにどうして修練するんです?休んでください、カイン!」
それは、自分を愚直に責め続けることしか出来ないアイリック公爵の呪縛を解き放った魔法の言葉。
純粋無垢なアリエルが何気なく発した優しい言葉が、彼の心を孤独な世界から救済したのです。
ルペルシャはゆっくり顔を上げると、アイリック公爵の目を真っ直ぐ見つめながら言いました。
「公爵 休んでください 前から貴方に伝えたかった言葉です」
そのメッセージを聞いて、愕然と立ち尽くすアイリック公爵。
彼の瞳がルペルシャ皇女に釘付けになった所で第21話は終了しました。
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21話を読んだ感想まとめ
個人的に、カイン・デ・アイリック公爵のメイン回は非常に親近感の湧く内容でした。
ヴァンパイアと人間の間に生まれたカインは、この世に生を受けた瞬間から呪われた存在。
自分の心をもてあそんだ皇太子だけでなく、貧弱な自分自身への怒りも相まって、壮絶な闇の感情に取りつかれています。
「私は産声をあげた瞬間から誰にも愛されることはなかった」と語っていた本物のルペルシャ皇女と同じ境遇の人物と言えるでしょう。
弱い自分を捨て去るためにカインが選んだのは、修羅の道を突き進むこと。
ひたすら自己を鍛えて強くなり、巨大な権力に従い続けることだけが自分の生きる道だと信じて疑わなかったはず。
しかし、彼が潜在意識の中で本当に求め続けていたのは、自分の弱さを認めてくれる存在だったのです。
強さしか他人に誇れるものの無い自分の身を案じてくれたルペルシャ。
走り続ける事しか出来ない自分に「休んで」と言ってくれたアリエル。
口下手で他人と上手く関われないアイリック公爵は、彼女たちの裏表のない優しさに触れて、自分を「許す」ことの大切さに初めて気づいたのでしょう。
辛かったら立ち止まっていいんだ。逃げたっていいんだ。
結果を出すことだけが求められる会社や学校の因習に縛られ、「自分」を見失っている人々で溢れ返っている現代社会を風刺しているような気がしました。
さて、アリエルの「あの言葉」をアリエル本人より先にアイリック公爵に伝えることに成功したルペルシャ。
はたして、アイリック公爵の恋心はルペルシャに傾くのでしょうか?
第22話もドキドキの展開に期待です!
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