「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ17話！あらすじ感想。待ちわびた再会

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時17話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、ロックス・リフリー・アイリック公爵・ユジンの4名が、ルペルシャ皇女を救うべくラファエリスの研究チームを結成。

アイリック公爵の使う闇属性の魔力とユジンの光属性の魔力を組み合わせて、ラファエリスの症状を緩和させる作戦を考案します。

一方のルペルシャは、最近すっかりユジン達が来てくれなくなったせいで、溜まったストレスが爆発寸前。

向こうから来てくれないなら、こっちから会いに行けば良いと思い立つのでした。

悪女が恋に落ちた時17話のあらすじネタバレ

待ちわびた再会

皇女宮の中をひたすら走り回るルペルシャ。

しかし、探せど探せどユジンやアイリック公爵の姿はどこにも見当たりません。

力尽きたルペルシャは、とうとう建物の前でガックリとしゃがみ込んでしまいました。

「皇女様？」

その時、背後から自分を呼ぶ男性の声が。

ルペルシャがゆっくり振り返ると、そこにいたのはユジンとアイリック公爵！

探し求めていたイケメンズ二人が突然現れ、極度に興奮したルペルシャはラファエリスの症状により突発性のめまいを起こしてしまいました。

「皇女様！！」

駆け付けたユジンは、倒れそうになるルペルシャの体をとっさに抱きかかえます。

冷静さを取り戻したルペルシャは、顔を真っ赤にしながら自分の足で立ち上がりました。

ユジンだけでなく、アイリック公爵まで一緒にいることを不思議に思うルペルシャ。

するとアイリック公爵は「皇女様のお力になるためです」と言い、今から自分たちと一緒に来てほしいと真剣な顔でルペルシャに告げました。

まぶしすぎるイケメンタッグ

3人で皇宮の廊下を歩いている時、ルペルシャはアイリック公爵のことが気になって仕方がありませんでした。

以前、黒い塔の室内でロックスと話していた時は、トロヤンの実の在り処など知らないと言って無関心な態度をとっていたはず。

しかもかなりの人見知りで、親交の無い皇女のために尽力してくれるような人とは思えません。

ルペルシャが横目でアイリック公爵の顔をチラチラ見ていると、その視線に気づいた彼がとっさに目をそらして顔を紅潮させました。

子供のように照れるアイリック公爵の反応を見て、ユジンも思わず笑ってしまいます。

アイリック公爵とユジンが自分のために協力し合っている。

それは、ルペルシャにとって非常に衝撃的な光景でした。

原作の小説内では性格が正反対で対立関係にある二人。

皇太子ラビロフにその不仲を利用されて、最終的には決闘を仕組まれてしまう運命です。

しかし、ルペルシャの目の前では、その二人が冗談を言い合って楽しそうに行動しています。

二人の仲がすでに順調であることを悟り、ルペルシャは心の中で胸をなでおろしました。

アイリック公爵の目的

今まで二人は何をしていたのかと尋ねられたアイリック公爵は、「ルペルシャ皇女の病気の進行を遅らせるために副作用の無い薬を作っていた」と答えました。

どうしても解せないルペルシャは、あまり親しくない自分のためにどうしてそこまでしてくれるのか聞きます。

しばしの沈黙の後、アイリック公爵は初めてルペルシャを見かけた日のことを語り始めました。

自分が不治の病として悪名高いラファエリスにかかっていることを聞いてしまったのに、ルペルシャ皇女は恐れず毅然と振る舞っていた。

そんなルペルシャの強さに惹かれたアイリック公爵は、彼女に皇帝の座についてほしいと打ち明けます。

「そんなことは絶対にありえません！」

ルペルシャは声を荒げてアイリック公爵の要求を拒否しました。

もしも皇位を継承すれば、独占欲の強い皇太子ラビロフに狙われ、命を奪われるのは確実だからです。

助けてくれるのはありがたいが、自由に生きるのが夢である自分に公爵の夢を叶えることは出来ない。

自分は皇帝の座に興味も無ければ身分不相応である、とルペルシャは自分の本心を伝えました。

しかし、アイリック公爵は全く引き下がろうとしません。

皇太子より皇女様の方がその座に相応しい。

皇太子を脅かすことが出来るのは皇女様だけだ。

いつの間にかアイリック公爵の目には殺気がみなぎっていて、原作に無かった展開にルペルシャは激しく動揺します。

「でも……私はいずれここを出ます」

ルペルシャが震え声で説得しようとしても、「せめてそれまででも皇帝に」となおも食い下がるアイリック公爵。

見かねたユジンは彼の肩を掴み、「おやめください」と言って制止しました。

にわかに静まり返る宮中。

さっきまで温和だったのに、険悪な雰囲気に変わってしまいました。

しばしの睨み合いの後、アイリック公爵はルペルシャに頭を下げ、「今の発言はお忘れください」と非礼を詫びました。

そして再び廊下を歩き出す沈黙の3人。

ルペルシャはアイリック公爵の背中を見ながら、彼が皇太子ラビロフのことを心から嫌っていることに脅威を感じていました。

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17話を読んだ感想まとめ

アイリック公爵の発案によるラファエリスの緩和策が早くも試されそうです。

ここ数日イケメン成分がすっかり不足していたルペルシャが、久々に再会したユジンとアイリック公爵に興奮して卒倒しそうになるシーンには大爆笑しました。

精神的衝撃を受けただけで体調不良を引き起こすなら、うかつにイケメンと対面できませんね。

ヘレイスやダニエルなどの新イケメンキャラと遭遇した時のことを想像すると、先が思いやられます。

そして今回は、これまで謎に満ちていたアイリック公爵のいろんな一面が明らかになりました。

外見的には、本来のルペルシャ皇女のようなクールビューティー系強キャラかと思っていましたが、意外にも人見知りの天然キャラだったとは！

ルペルシャに見つめられて恥ずかしそうに戸惑っている姿は、まるで思春期の少年のよう。

ユジンとは逆の意味で女性に免疫が無いのかもしれませんね。

原作内では険悪だった二人が協力し合い、アリエルのために取るはずだった初の休暇がルペルシャのために使われる。

ルペルシャの行動によって、少しずつ原作の運命が変わり始めているのが印象的です。

このまま順調に行けば、彼らの悲惨な結末も十分に変えられることでしょう。

しかし、やはり気になるのは、アイリック公爵が皇太子ラビロフに対して異常に敵意を向けていることです。

計算高そうな人物だとは思っていましたが、アイリック公爵がルペルシャを助ける理由が彼女に皇帝になってほしかったからだとは驚きました。

このままでは、アリエルと出会う、出会わないに関係なく、アイリック公爵が皇太子ラビロフといがみ合って死傷する可能性が高くなってきましたね。

アイリック公爵と皇太子ラビロフの間にどんな因縁があるのか？

そして、彼らの作ったラファエリスの薬はルペルシャに効くのか？

第18話も緊迫した展開が続きそうです。

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