「悪女が恋に落ちた時」ネタバレ15話！あらすじ感想。変わりゆく皇女宮

ピッコマ独占配信の人気コミック「悪女が恋に落ちた時」

「続きが気になる！」
「ルペルシャはどうなる？」

こちらでは「悪女が恋に落ちた時15話」の展開・あらすじをご紹介していきます！

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悪女が恋に落ちた時の前回のあらすじ

前回は、イケメン二人と出会って興奮したショックで丸一日気絶してしまったルペルシャが、ロックスの指示により絶対安静の療養生活を余儀なくされてしまいます。

そんな中、ルペルシャの容体を気遣って見舞いに来てくれるユジン。

世話係を務めるメイドのリニも、ルペルシャ皇女の食事の配膳をしながら、日に日に食が細くなっていく彼女の身を案じるのでした。

悪女が恋に落ちた時15話のあらすじネタバレ

変わりゆく皇女宮

食事を終えたルペルシャは、料理の配膳を行ってくれたメイドのリニにお礼を言いました。

「必要な時はいつでもお呼びください」と朗らかに笑うリニ。

退室する彼女の背中を優しく見守るルペルシャの眼差しには、リニに対する信頼が溢れていました。

「元気なメイドですね」

護衛騎士として主人を守る自分と共感したのでしょう。

ルペルシャの背後に控えていたユジンも、楽しそうに仕事をしているリニに好印象を抱きます。

療養生活に入って以来、ユジンは毎日皇女宮まで足を運んでルペルシャに会いに来ていました。

しかも必ず貧血の処方薬を飲む時間に合わせて行動していて、言葉に出さなくてもルペルシャの健康を第一に気遣っていることが本人にも伝わっていました。

さりげなく好意を示すと、「私ほどの男が相手なら希望の無い片思いをしても仕方ありませんね」と小憎らしい冗談を言うようになったユジン。

今までなら考えられないほど打ち解けた間柄になったユジンの存在のおかげで、ルペルシャは療養生活の退屈さを忘れることが出来ました。

定期的に皇女宮を訪れるようになったユジンは、以前に比べて皇女宮の雰囲気が変わったように感じると発言。

今まで主人の顔色をうかがってばかりいた使用人達の表情が明るくなり、穏やかで開放的な空気が漂っていると言います。

「ここが変わったのはきっと ここの主人が変わったからでしょうね」

このまま上手く行けば、ルペルシャ皇女の悪い噂を払拭できるかもしれない！

ルペルシャは紅茶を飲みながら、ニッコリ微笑みました。

ユジンの復帰

「ふむ……」

口元に手を当てて思案に暮れていたユジンが、突然「復帰申請をしてもよろしいでしょうか？」と言い出しました。

その言葉を聞いたルペルシャはビックリ仰天！

このままユジンが皇宮を離れれば原作のバッドエンドを回避できるのに、護衛騎士として留まってしまえば今までの計画が台無しです。

理由を聞かれたユジンは真っ直ぐルペルシャの瞳を見つめ、「心が揺れ動いたからです」と返答。

思わずルペルシャがうろたえると、「復帰してはいけませんか？」としょぼくれた子犬のような表情になってしまいました。

「私に付きっきりだと貴方の自由が無くなりますよ？」

ルペルシャに心配されたユジンは、「1年くらい平気です」と胸を張ります。

3か月後に皇女宮を出る予定だったルペルシャは頭を抱えました。

ユジンだけ残って原作通りに事が進んでしまうことは、何としても避けなければなりません。

その時、ルペルシャに一つの名案が浮かびます。

自分がここを離れる際に、メイド長のエマと一緒にユジンも護衛騎士として連れて行けばいい！

それならユジンとアリエルが出会う可能性をなくせる！

納得したルペルシャはニコッと微笑み、正式にユジンの騎士復帰を許可しました。

4度目の吐血

「さっきは私を守ると言われたみたいで少し驚きました」

ルペルシャが照れた表情を見せると、ユジンは呆れたような笑みを浮かべます。

そしてユジンが口を開こうとした瞬間、ゴフッという鈍い音と共にルペルシャのドレスが鮮血に染まりました。

4度目の吐血。

よりによって、ユジンが見ているこのタイミングで起きてしまうとは……。

ルペルシャはとっさにユジンに背を向けて、「もう帰ってください」と言いました。

顔面蒼白になって懸命に医者を呼ぼうとするユジン。

ルペルシャは医者を呼んでも意味がないと突き放し、「見なかったことにしてくれませんか？」と悲しそうに笑いました。

返す言葉が無いユジンは、その場に立ち尽くすのみ。

自分にできることが何もないことを悟ると、静かに彼女の部屋を立ち去りました。

運命を変えた一言

布団の中にもぐりこんだルペルシャは、取り戻した4歳の時の記憶に思いを馳せました。

どこか知らない広大な草原を無言のまま疾走するルペルシャ皇女。

彼女の大ファンである主人公は、「本当に天使みたいだったな～」とニヤケが止まりません。

ベッドから飛び出たルペルシャは、机に向かって今後の計画を練り直しました。

皇位継承権を放棄して逃げる作戦が失敗した今、次の計画は病気療養を口実にして皇宮を離れること。

エマやユジン以外にも一緒に連れて行ける人がいないか、いろいろ考えてみることにします。

この前会ったカイン・デ・アイリックは連れて行かなくても大丈夫だろうと予想するルペルシャ。

彼は公爵の身分である上に、ユジンさえ皇宮にいなければ皇太子ラビロフに決闘させられることはありません。

唯一の懸念材料は、アイリック公爵が原作通りアリエルに惚れてしまうこと。

小説内では、初めて出会った時に何気なくかけられたアリエルの「あの言葉」がアイリック公爵の心を奪い、あまりにも切ない片思いに発展してしまいます。

アイリック公爵に「あの言葉」を聞かせなければ大丈夫。

ルペルシャが悲壮な決意を固めた所で第15話は終了しました。

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15話を読んだ感想まとめ

皇宮脱出計画が着々と進行する中、いろいろとショッキングな展開が起きましたね。

今まで自主休暇中だったユジンが、ついに戦列復帰を決意。

主人であるルペルシャ皇女を守るための決断ではありますが、このまま皇宮から去って平和に暮らしてほしいと願っていたルペルシャにとっては寝耳に水です。

護衛騎士として皇宮に残れば、やがてアリエルと出会って恋に落ち、嫉妬に狂った皇太子ラビロフに始末されてしまう運命。

ルペルシャが皇宮を出る際にお供にして連れて行くというアイデアは、とても理にかなっている名案だと思いました。

そんな中、ルペルシャの身にまたしても吐血が発生。

彼女が不治の病ラファエリスにかかっていることを言葉で言われるのと、実際に目の前で症状を見るのとでは、ショックの大きさがまるで違います。

普段はクールに構えているユジンが吐血したルペルシャを見て激しく動揺している姿は、見ていて心が痛みました。

しかも、彼女のためにしてあげられることが何もないという状況があまりにも絶望的すぎます。

さぞかし自分の無力感に打ちのめされたことでしょう。

この怒りをロックス医師にぶつけないことを願うばかりです。

そしてルペルシャの救済活動の焦点は、二人目のイケメン・アイリック公爵に移っていきます。

カイン・デ・アイリック公爵が無邪気なアリエルにかけられた「あの言葉」とは一体どんな言葉なのでしょうか？

少年時代の皇太子ラビロフを「妖精さん」と呼ぶくらいですから、浮世離れした言葉をかけられたのでしょうね。

アイリック公爵が「あの言葉」さえ聞かなければ良い、というルペルシャのセリフがフラグにしか見えません。

アリエルとアイリック公爵が出会った時に、どんな言葉が交わされるのか気になります。

第16話以降は、アイリック公爵の動向にも注目ですね。

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