広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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こちらでは「11年後、私たちは49話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、千鶴と荻野課長の交際が順調に進む中、マーケティング課に配属された美人新入社員・一色さんの登場により、二人の関係に暗雲が立ち込めます。
荻野課長はいつも一色さんと社内で楽しそうに話し込んでいて、ここ数日間は千鶴と話すらしてくれません。
気になって今晩会えないかとメールを送ると、用事があるから無理だという返信が。
落胆した千鶴が一人で街を歩いていると、荻野課長が一色さんと一緒に楽しそうに買い物している光景を目撃してしまいます。
はたして、千鶴と荻野課長の関係はどうなってしまうのでしょうか?
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11年後、私たちは49話のあらすじネタバレ
逃げちゃダメだ
衝撃的な光景を目の当たりにしてしまった千鶴は、ショックのあまりその場から即座に立ち去りました。
自宅へ向かうバスの車内で、うつむいたまま身動き一つできない千鶴。
彼女の脳裏に、一緒に楽しそうに買い物していた荻野課長と一色さんの笑顔が浮かびます。
あれはどう見ても上司と部下の間柄ではなく、まるで恋人同士のようでした。
荻野課長を信じると決めていたのに、彼を信じられずに逃げ出してしまった。
自分はもう「愛」を信じられなくなったのだろうか……?
弱気になっていた千鶴は、拳を強く握って雑念を振り払おうとしました。
このまま帰ったら本当にダメになる!
やっぱり、ちゃんと課長と話そう!
逃げるな!傷つくことを恐れるな!
席から立ち上がった千鶴は、自分の家ではなく荻野課長の自宅近くのバス停で降りました。
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深夜の会談
千鶴は荻野課長の自宅前に立ち、彼の帰宅をひたすら待ち続けました。
何度も電話しようとしたものの、まだ一色さんと一緒にいるかもしれないと思うとどうしても手が止まってしまいます。
待っている間、たくさんの嫌な考えが頭の中を駆け巡り、不安にさいなまれる千鶴。
そして同時に、それだけ自分が荻野課長のことを愛しているのだという自信にもつながり、彼を信じる気持ちが湧いてきました。
それから何時間経ったのか、辺りが夜の静寂に包まれた頃、革靴の音を響かせながら荻野課長が徒歩で帰ってきます。
荻野課長は家の前で立っている千鶴を見ると、「こんな時間にどうしたんだ?」と声をかけました。
手を伸ばすと、寒空の下で長時間立っていたせいで千鶴の体がすっかり冷たくなっていることに気づきます。
荻野課長は千鶴の手を掴み、彼女の体温を上げるために急いで部屋に連れて行こうとしました。
しかし、千鶴は石のように固まってその場から動こうとしません。
荻野課長の顔を真っ直ぐ見つめたまま、「話があります」と告げます。
「家の中で話そう」と言われても、「今ここで話しましょう」と意地を張る千鶴。
根負けした荻野課長は苦笑いしながら自分のコートを彼女に着せ、家の前で話を聞くことにしました。
崩壊する信頼
しばらく沈黙を保っていた千鶴は、やがてゆっくりと口を開き、「私のこと好きですか?」と尋ねます。
荻野課長は驚いた顔をして、「もちろんだ」と答えました。
「でも最近、私のこと避けてませんか?」
「そんなわけないだろ ただ最近ちょっと忙しいだけだ」
「なんでそんなに忙しいんですか?」
「それは……その……」
急に口ごもり始めた荻野課長を見て、「私に言えない理由なんですか?」とさらに問い詰める千鶴。
本心ではこれ以上荻野課長を苦しめたくなかったものの、例の件を聞かないと彼を信じ抜くことが出来そうにありませんでした。
千鶴は荻野課長の目を見ながら、今日荻野課長が一色さんと一緒にいる所を見たと打ち明けます。
その言葉を聞いた荻野課長は真っ青な顔になり、「ど……どこでだ?」とつぶやきました。
頭を抱えて必死に言い訳を考えている荻野課長の醜態を目の当たりにした千鶴は、荻野課長と一色さんが予想通りの関係にあったのだと確信します。
千鶴は荻野課長に着せてもらったコートを静かに脱ぎ、「ありがとうございました」と言いながら彼に返却しました。
信じてたのに……また裏切られた……。
両眼から悔し涙があふれ出すと、千鶴は自分の泣き顔を荻野課長に見られないように後ろを向きました。
優も荻野課長も、優しくしてくれるのは初めのうちだけ。
やっぱり私のことなんか誰も愛してくれないんだ。
悲しみに耐え切れなくなった千鶴は、両眼からポロポロと涙を流しながら全速力で駆け出しました。
真相
もう何も知りたくない!
もう何も聞きたくない!
千鶴は涙でにじんだ視界の中をがむしゃらに走り続けます。
その時、後ろから追いかけてきた荻野課長が「待ってくれ!」と叫んで千鶴の腕を掴みました。
「ちゃんと説明する……さっきはビックリして戸惑っただけなんだ 誤解させて悪かった」
荻野課長は後ろから千鶴を優しく抱きしめると、耳元で「愛してるよ」と囁きました。
心まで冷え切った千鶴の体に、荻野課長の体の温もりが沁み込みます。
「実はこれを準備してたんだ……」
ズボンのポケットの中に手を入れた荻野課長は、はにかみながら一つの青い小箱を取り出します。
千鶴の目の前で開かれた青い小箱の中には、キラキラと輝く指輪が入っていました。
「俺と……結婚してくれないか?」
美しい指輪を片手に、優しくプロポーズする荻野課長。
予想もしていなかった彼の言葉が、千鶴の涙を止めました。
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49話を読んだ感想まとめ
千鶴一筋の荻野課長が他の女性とショッピングするなんて絶対何か訳ありだろうとは思っていましたが、まさかまさかの大逆転展開に感動が止まりません……。
荻野課長と一色さんの買い物現場から逃げるように立ち去った千鶴。
このまま家に帰ったら後悔すると直感して荻野課長の自宅に向かった千鶴の行動には、彼女自身の成長を感じました。
もしも千鶴が荻野課長を心の底から信頼していなかったら、この決断は出来なかったでしょう。
かつて優と別れる切っ掛けになったように、そのまま自宅に戻って二人の間に嫌な距離ができていたはずです。
ここにきて優との11年間の付き合いが無駄にならなかったのは、とても素晴らしいことだと思います。
帰宅した荻野課長を尋問するシーンでは、だんだん表情を曇らせていく荻野課長を見て、私もどんどん不安になりました。
「え?まさか本当に浮気してたの?」と思った途端、それまで荻野課長に対して抱いていたヒーロー像が脆くも崩れ去っていくような虚無感を味わいました。
最愛の人に裏切られた悔しさで頬を濡らす千鶴の姿は、優と別れた時の対比になっていて非常に印象的。
すでに関係が破綻していた優に浮気された時は全く涙を流さなかったことを考えると、いかに千鶴が本気で荻野課長を愛していたか伝わってきますね。
優と違い、逃げる千鶴を全力で追いかけて抱きしめた荻野課長。
彼がポケットから婚約指輪を取り出してプロポーズした瞬間、思わず私も目頭が熱くなってもらい泣きしてしまいました。
どうやら荻野課長は、一色さんに千鶴用の婚約指輪を見繕ってもらっていたようですね。
彼女はジュエリーコーディネーターか何かの資格でも持っているのでしょうか?
全ての疑惑が晴れた時、やっぱり荻野課長は私の中でのヒーローだと確信しました。
そして次回はいよいよ本作品の最終回!
長きに渡って展開されてきた一之瀬千鶴のラブストーリーもこれで見納めです!
第50話の感動の結末を見届けましょう!
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