広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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「アラサー男女のリアルな恋愛模様が面白い」
こちらでは「11年後、私たちは46話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、自家用車を購入した荻野課長が千鶴をマイカーデートに誘い、二人でパスタを食べに行きました。
食事しながら会話を楽しむ中で、千鶴の好きなものを少しずつ知っていく荻野課長。
これからの日々の中で、大切な人と好きなものを共有できる幸せをかみしめていました。
デートを終えた千鶴が自宅に戻ると、マンションの部屋の前には自分を待ち伏せしていた元カレの優の姿が。
よりを戻すために酒に酔ってまで食い下がってくる優と口論になりかけた時、ドアが開いて中から千鶴の母親が現れました。
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11年後、私たちは46話のあらすじネタバレ
二者面談
千鶴たちが家の中に入ると、客人の気配を察した千鶴の父親が奥から顔を出します。
彼の視線の先には、しょぼくれた顔をした優が突っ立っていました。
娘と優が11年付き合った末に破局したことを知っている千鶴の父親は、険しい顔をして「何しにここに来た」と恫喝。
千鶴の母親はそんな夫を制し、「私が話すから黙ってて」と言って千鶴と千鶴の父親を別の部屋に移動させました。
「優くん……私とちょっと話しましょう」
千鶴の母親に声をかけられた優は、うつむいたまま小声で「はい……」と返事します。
テーブル席に座った優は、ずっと下を向いてコーヒーカップを見つめていました。
「お酒をたくさん飲んだの?」と聞かれ、「えぇ……すみません」と答える優。
千鶴の母親が「そういう時もあるわ」と切なそうな表情をすると、優は勢いよく顔を上げ、今までのことは全部自分が悪かったとひたすら謝り始めました。
やはり自分には千鶴しかいない。
今度こそ絶対に大切にするから、彼女とよりを戻せるよう力を貸してほしい。
「お母さんも俺のことあんなに可愛がってくれてたじゃないですか!?」
優は今にも泣きそうな顔をしながら、千鶴の母親に懇願し続けました。
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本当の愛
千鶴の母親は優を可愛がっていた頃のことを思い出しながら、「娘しかいない我が家にまるで息子ができたみたいで嬉しかった」と述懐します。
自分は娘の千鶴と別れたことで優を憎んではいない。
しかし、大事なのは親の気持ちではなく千鶴本人の気持ち。
もしも千鶴のことを本当に愛しているのなら、千鶴の幸せも考えてあげてほしい。
相手の幸せのために、自分から身を引くことも大切だ。
千鶴の母親の優しい言葉は、優の胸に深く沁み込みました。
しかし、酔った勢いで引くに引けなくなっている優は、「俺なら千鶴を幸せに出来る」と意気地になってしまいます。
しばらく黙り込んだ千鶴の母親は、自分くらいの年齢になると「縁」を信じるようになると語り出しました。
人と人を結ぶ「縁」は、一人の意思で無理に作れるものではない。
もしも本当に二人を結ぶ「縁」があったのなら、今頃すでに千鶴は優とよりを戻しているはず。
優が千鶴に執着しているのは、本当に彼女を愛しているからなのか、それともただのわがままな未練なのか。
千鶴の母親は優の目を真っ直ぐ見つめ、「貴方は一度自分の心を見つめ直しなさい」と伝えました。
もうやめよう
千鶴の家を出た優は、「自分の心を見つめ直せ」という千鶴の母親の言葉をずっと反芻していました。
浴びるほど酒を飲んで酔っ払っていたはずなのに、少し話しただけで完全に酔いが覚めていることに気づきます。
優自身、本当は自分の行動が間違っていることをずっと前から分かっていました。
しかし、自分の中にいる自己中な自分がそれを認められずにいたのです。
出会った頃は、間違いなく千鶴のことを愛していた。
可愛くて愛嬌のある結衣と出会い、自分の心は揺れた。
どっちが自分にとって得か……、どっちと一緒になったら幸せになれるか……。
優はいつも二人の女性を比較し続けていました。
結衣との軋轢が決定的になり、最終的に千鶴の方を選択した優。
その根底には、千鶴ほど自分のことを愛してくれる人とはもう出会えないのではないかという恐怖心がありました。
瞳を閉じると、冷たい目をした千鶴の姿が暗闇の中に浮かび上がります。
私はただの重たいお荷物。
そんなお荷物さっさと捨てたかったけど、周りの目が気になって捨てられなかっただけ。
浮気した貴方を私から振った時、内心ホッとしたでしょ?
冷たい目をした千鶴に自分の本心を言い当てられた優は、ゲラゲラと笑い出しました。
「そう、その通りだ……俺は悪者になりたくなかったんだ」
俺は千鶴の幸せなんて考えていなかった。
俺が考えていたのは、いつだって自分のことばかり。
しょうがないさ、それが俺なんだから。
気が付けば、夜道にたたずむ優は独りぼっち。
周りには、自分に寄り添ってくれる人など誰一人いません。
もういい……もうやめよう……。
優はゆっくりと目を閉じ、すべての思考を遮断しました。
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46話を読んだ感想まとめ
千鶴の母親の言葉を聞いて、これまで意地を張り続けていた優がついに軟化。
「母は強し」という格言を意識させられるエピソードでした。
やはり熱くなっている時は、当事者同士ではなく、第三者を挟んで話をすることが大切ですね。
我が強い父親が出てきていたらますます話がこじれていたでしょうから、こういう時母親の存在は本当に頼りになります。
実の母のように慕っていた千鶴の母親にいさめられ、ようやく自分自身と向き合う決心がついた優。
二人の女性を天秤にかけ、良いとこ取りばかり狙っていた彼の胸中は自己嫌悪に満ちていました。
自分に尽くそうとする千鶴の干渉はウザい。
結衣の前で立派な大人ぶって演技しているのも疲れる。
自分の理想ばかり追い求めていた優にとって、彼女たちへの想いはとても愛と呼べるものではありませんね。
千鶴を追いかけ回してしまった最大の原因は、独りぼっちになりたくないという恐怖心。
自己中心的な行動のせいで全てを失った自分がすでに孤独になっている現実を直視できれば、もう千鶴の虚像に振り回されることもないでしょう。
自分の弱さを認めるのはとても勇気がいることです。
しかし、それをしなければ人間の成長はありません。
「○○が悪い」とか「どうして分かってくれないんだ」とか他人を批判するのは簡単ですが、本当に大切なのは自分自身を変えること。
子供じみていた優もようやく精神的に成長し、大人の階段を上れたのではないでしょうか。
このまま千鶴と優の関係は決着を迎えるのか、第47話の展開をしっかり見届けましょう。
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