広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
「続きが気になる!」
「アラサー男女のリアルな恋愛模様が面白い」
こちらでは「11年後、私たちは40話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、会社内で一番口の軽い女性社員をランチに誘った藤原さんが、千鶴と荻野課長の関係について様々な噂話を暴露します。
二人は付き合っているものの、当の千鶴は元カレと復縁して二股をかけている真っ最中。
しかも彼女は、元カレと別れる前から荻野課長に色目を使っていた。
捏造された噂話をうのみにした女性社員は、千鶴への嫌悪感をあらわにします。
一方、社内に広がる噂話について話し合っていた千鶴と荻野課長は、お互いに相手を気遣い過ぎて臆病になっていたことに気づきます。
「誰にどんな噂をされようと私は大丈夫です」と語る千鶴。
「俺は噂ごときで評価を落とすような男ではない」と胸を張る荻野課長。
二人はお互いの信頼関係を確かめ、笑顔で会社に戻るのでした。
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11年後、私たちは40話のあらすじネタバレ
恋愛相談
仕事を終えて会社を出た千鶴は、帰る途中で飲食店に立ち寄り、友達の真奈と二人で夜の女子会を開催していました。
自分の恋の悩みを真奈に打ち明けると、すでに両想いなのにどうして付き合わないのかと尋ねられます。
もしかしてまだ優のことを引きずっているのかと聞かれ、必死に否定する千鶴。
会社内で広まっている変な噂のせいでややこしいことになっていると答えました。
そんなものはどうせ社内恋愛をからかう程度の噂だろう。
社内恋愛なんて別れた時にちょっと面倒になるだけで、何も問題はない。
付き合う前から別れる心配をしていたら、恋愛なんてできっこない。
真奈は平然とした顔をしながら、千鶴の痛い所をどんどん突いてきます。
千鶴が優と11年間も付き合っていたことを知っている真奈は、それだけの長い期間で一人の男としか付き合わないのはもったいない、自分だったらすぐに新しい男を探す、と言いました。
すると千鶴は、11年間も好きな人と一緒に過ごすことが出来たのは自分にとって幸運だ、自分はそれだけで感謝していると言って微笑みます。
「だったら今はもっと感謝しなきゃ!」
真奈は怒った顔をして、好きな人と両想いになれること自体が奇跡なんだと千鶴にアドバイスします。
「早くその課長さんをゲットしないと絶対後悔するよ」
裏表のない親友のストレートな言葉が、千鶴の胸に深く刺さりました。
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千鶴の決意
真奈と分かれ、一人で帰路につく千鶴。
夜道を歩きながら、これまでの荻野課長との優しい思い出を振り返ります。
自分のことをここまで大切に想ってくれる人が他にいるだろうか?
真奈に言われた通り、彼と両想いになれたことは奇跡以外の何物でもない。
一体自分は何が怖くて最後の一歩を踏み出せずにいるのか……。
11年間付き合った優と別れた時、千鶴は家族や同僚など多くの身近な人達からきつい言葉をかけられました。
そして今では、荻野課長と新しい恋を始めようとする自分を白い目で見てくる人たちもいます。
けれども、他人の考え・視線・言葉なんかに振り回されて自分の人生の決断をためらうのは、全くバカげているということに千鶴は気づきました。
私は私の信じる道を行こう!
千鶴は勇気を振り絞り、最後の一歩を踏み出す決意を固めます。
真奈との女子会でビールを飲んでお酒臭くなっている自分に告白されたら、荻野課長はドン引きしてしまうだろうか?
でも、今すぐ告白したい。
電話で「会いたい」と伝えてみようか?
……。
いろいろ迷った挙句、千鶴は荻野課長への電話連絡を止めました。
トボトボと夜道を歩く千鶴は、心の中で一つのルールを自分に課すことにします。
もしも、今日偶然荻野課長に会えたら、告白しよう。
それは「告白しなさい」という運命のサインに違いないから……。
自分の決めたルールの幼稚さに気づき、思わず自分で笑ってしまう千鶴。
いい年してなに夢見てるんだろうと自虐的につぶやきました。
「今帰りか?」
その声を聞いて、千鶴の足が止まります。
「羨ましいな 俺は今まで残業してたのにな~」
顔を上げると、そこに立っていたのは紛れもなく荻野課長。
千鶴はあぜんとした表情で荻野課長の笑顔を見つめ、その場に立ち尽くしてしまいました。
今日からよろしく
無言のまま突っ立っている千鶴を見て、荻野課長は「どうかしたのか?」と尋ねます。
お酒が入っている千鶴の顔はやや赤みを帯びていて、荻野課長の目には千鶴が体調を崩しているようにも見えました。
熱を測ろうとして手を伸ばし、すぐにその手を引っ込める荻野課長。
家族でも恋人でもない女性の体に触れようとしたことを慌てて謝ります。
千鶴は潤んだ瞳でジッと荻野課長を見つめ、ゆっくりと口を開きました。
私に触ってもいいですよ。
手も繋ぎたかったら繋いでください。
頭も撫でたかったら撫でてください。
「私……課長のことが好きです」
雰囲気に酔って、本当に愛の告白をしてしまった千鶴。
荻野課長は目を大きく見開いて、その場に固まってしまいました。
辺りを包む長い沈黙。
全く返事がないことに焦る千鶴。
顔を真っ赤にして動揺しまくる荻野課長。
「すまん……ちょ、ちょっとタンマ……」
さすがの荻野課長も思わずどもってしまい、必死に自分を落ち着かせようとします。
素敵な決めセリフで返事をしなければ、と懸命に頭をフル回転させるものの、いざという時に限って何も良いアイデアが浮かんできません。
諦めた荻野課長は小さくため息をつき、「映画みたいにカッコよく返事したかったんだが、嬉しさと緊張で何も思いつかない」と正直に自分の胸の内を明かします。
「だからストレートに言うよ これからは好きなだけ触るし、手も繋ぐ、頭も撫でる」
荻野課長はそっと千鶴の手を取り、彼女と見つめ合いながら優しい声で言いました。
「今日からよろしくな 千鶴」
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40話を読んだ感想まとめ
今回は久し振りに全編を通して心が温かくなる感動回でしたね。
数々の経験を積んで、荻野課長と両想いになった千鶴。
しかし、会社内に蔓延している悪意に満ちた噂が気になり、どうしても最後の一歩を踏み出せません。
そんな彼女を支えてくれたのは、親友の真奈でした。
長年に渡って千鶴のことを傍で見てきた彼女だからこそ、千鶴の逡巡は時間の無駄、早く課長さんにアタックすべきと自信をもって断言できたのでしょう。
後押ししてくれた真奈は殊勲賞レベルの大活躍です。
持つべきものは友ですね。
今日告白しようと決意した千鶴が、「今日偶然荻野課長に会えたら告白しよう」と心の中で誓うシーンもグッときました。
勇気を出して最後の一歩を踏み出すと決めても、やはり手助けが欲しくなるのが人間の心理。
神頼みのように運命に身をゆだねる千鶴の姿を見て、とても繊細で美しいシチュエーションだと感動しました。
そして本当に千鶴の前に姿を現した荻野課長。
まるで映画のようなロマンティックな展開に、思わず顔がにやけてしまいました。
千鶴に告白されてカッコつけようとする荻野課長も、人間臭くてとても微笑ましかったです。
超人的なキャラクターが時折見せる情けない姿は、愛嬌があって親しみがわきます。
紆余曲折を経て、晴れて恋人同士になった千鶴と荻野課長。
今までずっと「一之瀬」と名字で呼んでいた荻野課長が、初めて下の名前で千鶴のことを呼ぶ光景も最高ですね。
これからどんな壁が立ちはだかろうと、この二人ならきっと乗り越えられると信じています。
正式に付き合い始めた千鶴と荻野課長の生活がどのように変化していくのか、第41話の展開が楽しみです!
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