広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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「アラサー男女のリアルな恋愛模様が面白い」
こちらでは「11年後、私たちは39話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、デザイン課の先輩の藤原さんが別の部署の社員とランチするようになったことで、千鶴がひとりぼっちでの昼食を余儀なくされます。
寂しそうに街を歩く千鶴を見かけた荻野課長は、2人用のパスタセットを食べたいから一緒に来てくれと言って彼女をランチに誘いました。
2人用のパスタセットを食べ終わった千鶴は、二人で一緒にいるところを他の社員に見られるとまずいと思い、これからはお互い会わない方が良いと荻野課長に提案しようとします。
千鶴の言葉を制した荻野課長は、「俺もずっと言おうと思っていたことがある」と言い、千鶴に初めて「好きだ」と自分の想いをストレートに伝えました。
一方、千鶴をほったらかして他の部署の社員と食事していた藤原さんは、千鶴と荻野課長に関する噂話をまことしやかに語り始めるのでした。
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11年後、私たちは39話のあらすじネタバレ
二股女
荻野課長と千鶴が本当に付き合っているらしい。
その話を聞いた女性社員は、目を輝かせながら手を叩いてはしゃぎます。
一見厳しそうに見えて実は優しい荻野課長は、狙っている女子も多い人気の上司。
それほど美人でもない一之瀬千鶴が彼をモノにしたことは、女性社員にとって意外過ぎる話でした。
いつの間に二人がそんな仲になったのかと不思議がる女性社員に対し、「その気になれば奥手な課長を落とすのは簡単ってことでしょ」と憎々しげにつぶやく藤原さん。
さらに彼女は、千鶴が元カレとまだ続いているらしいという話も暴露します。
別れてすぐ荻野課長と付き合ったは良いが、やはり元カレのことを忘れられなかったのだろう。
一之瀬千鶴は、荻野課長と元カレの間で二股をかけている!
あまりにも衝撃的な話を聞いて、噂話好きの女性社員も思わず絶句してしまいました。
「きっとあの子は常に男がいないとダメな女なのよ」
「え~ 全然そんな風に見えなかったのに」
千鶴を想像する女性社員の顔に、明らかな嫌悪感が浮かび上がりました。
藤原さんは心の中でニヤリとほくそ笑み、さらに追い打ちをかけてやると決意します。
本当の所は分からないが……と前置きし、11年も付き合っていれば魔が差すこともあるだろうと不敵に笑う藤原さん。
ひょっとすると、千鶴は元カレと別れる以前から荻野課長と「特別な関係」にあったのかもしれない。
藤原さんは捏造した噂を面白おかしく語り、千鶴がふしだらな女であるという印象を徹底的に植え付けようとしました。
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噂に負けるな
一方その頃、飲食店で荻野課長から「好きだ」と言われた千鶴は、頬を赤く染めてうつむいていました。
そう言ってもらえるのは嬉しいが、課長に迷惑をかけられない。
寂しそうにつぶやく千鶴の態度を見た荻野課長は、何かしらの理由により彼女が自分と距離を置こうとしていることを直感します。
「もしかして会社での噂のせいか?」
千鶴は体をビクッと震わせ、自分たちの噂がすでに荻野課長の耳にも入っていることに驚きました。
「俺と噂になっているのがそんなに気になるか?」と真剣な面持ちで尋ねる荻野課長。
千鶴が小声で「まぁ……はい」と答えると、荻野課長は「そうか……」と言って辛そうにうつむいてしまいます。
具体的に荻野課長がどんな噂を聞いたのか千鶴には分からなくても、彼の態度を見れば良くない噂であることは一目瞭然でした。
自分はどんな噂をされようと大丈夫だが、課長の場合は昇進に影響してしまう。
千鶴は申し訳なさそうな表情を浮かべ、自分の本心を伝えました。
すると荻野課長は急に明るい顔になり、大きなため息をついて「そうか 一之瀬は平気か」とつぶやきます。
どうせ会社では透明人間のような存在の自分が社内で噂されれば、むしろ知名度が上がって嬉しいくらいだと強がる千鶴。
荻野課長は千鶴の頭を優しく撫でながら、「なら良かった 俺も別に平気だ」と伝えました。
「俺が嫌いになったわけじゃないんだよな?」と聞かれた千鶴は、「もちろんです」と返答。
本当は「私も好きです」と言いたかったのに、この両思いが自分だけの片思いになってしまうのが怖くて、どうしても最後の一歩を踏み出せませんでした。
どうしてこんなに憶病になったんだろう……。
千鶴はテーブルの下で拳を握りしめながら、自分の弱さを嘆いていました。
荻野課長は明るい笑みを浮かべながら、「好きな人と噂になるなんて最高だ!俺はこの噂を楽しんでやる!」と強気の姿勢を見せます。
俺は噂ごときで評価を落とすような男ではない。
俺のことは何も心配しなくて良い。
堂々と胸を張る荻野課長は、千鶴の目を見つめながら噂なんかに負けるなと伝えます。
何を言われても気にするな。
俺はお前が傷ついていないかどうかだけが心配なんだ。
荻野課長の優しい言葉は、それまで噂に怯え続けていた千鶴にとって何よりの支えになりました。
悪事千里を走る
ランチを終えた藤原さんと女性社員は、「またランチ行きましょうね」などと気さくに会話しながら街を歩いていました。
ふと通りの反対側に目を向けると、ちょうどそこには仲睦まじく歩いている千鶴と荻野課長の姿が。
あれだけ噂を意識させて牽制してやったのに……!
堂々と寄り添う二人の幸せそうな姿を見て、藤原さんの胸中にメラメラと怒りの炎が立ち上りました。
いや、これはむしろ好都合かもしれない。
藤原さんはニヤッと笑うと、向こうの通りに千鶴と荻野課長がいることを女性社員に教えます。
「二人でランチしてたみたいね 周りの目が気にならないのかしらね?」
「まさかとは思ってましたけど、本当に藤原さんの言う通りですね!」
女性社員は呆れた顔で千鶴を見つめ、「ああいう男関係にだらしない女は生理的に無理」と軽蔑するような表情を浮かべました。
藤原さんと一緒にランチした女性社員は、会社内でも突出して口の軽いことで有名な子です。
これで二人の噂が会社中に広まるのは時間の問題だろう。
藤原さんは談笑する千鶴たちを睨みながら、「そうやって笑っていられるのも今のうちよ」と心の中で毒を吐きました。
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39話を読んだ感想まとめ
千鶴たちと藤原さんたちの間で、噂を巡る攻防が次第に激化してきましたね。
攻める側の藤原さんは、本腰を入れて噂の拡散を開始。
社内一のお喋り女子をランチに誘い、噂にかこつけてあることないこと片っ端から喋り倒しています。
千鶴たちの嫌味を言いながら悪そうな顔をしている藤原さんは、どう見ても精神を病んでいますね。
さんざん荻野課長にアピールして拒絶されたくせに、「荻野課長を落とすのは簡単ってことでしょ」と負け惜しみを言っているのが笑えました。
事実と虚構をうまく織り交ぜながら噂話を進めることで、あたかも自分が本当のことを言っているかのような信憑性を相手に感じさせるテクニックは見事としか言いようがありません。
千鶴を「二股女」呼ばわりしている藤原さんは、差し詰め「二枚舌女」ですね。
ほどほどにしないと、名誉棄損で警察に捕まるのではないでしょうか?
これだけ人を魅了できる話術があるなら、それをもっと世の中の役に立つことに活かしてもらいたいものです。
一方、守る側の千鶴たちは、噂話について語り合う中でようやくお互いの気持ちを確認。
別れるどころか噂に屈しない道を選択した二人の信頼関係にとても感動しました。
これまで藤原さんは、噂を利用して二人の弱点を突く精神攻撃を続けてきました。
千鶴に対しては荻野課長の不利益を、荻野課長に対しては千鶴の不利益を意識させることで、お互いに相手を気遣って身動きできない状態になっていたのです。
しかし、それが杞憂だと分かった以上、もう噂を恐れる理由は無くなりました。
おそらく、藤原さんの目論見は失敗に終わることでしょう。
復讐にしくじった藤原さんがどんなリアクションをするのか楽しみですね。
第40話は千鶴たちの逆襲の展開に期待します!
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