広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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こちらでは「11年後、私たちは24話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、元カレへの未練を振り払うと決意した千鶴が、夜中に優からかかってきた電話を完全スルー。
心のどこかで今ならまだやり直せると思っていた優は、残酷な現実に激しく打ちのめされました。
その後、カフェで結衣と再会した優は、電話で感情的になってしまったことを結衣から謝られ、「別れたくない」と告げられます。
本当は結衣と別れようと思っていた優でしたが、彼女の健気な姿を見て何も言えなくなってしまいました。
一方、優からの電話の件を忘れるために気分転換のショッピングをしに店にきた千鶴は、荻野課長へのプレゼント用に全身シャンプーを購入。
渡したいものがあるのでどこかで会えないかと電話で連絡すると、今から俺の家に来いと誘われました。
11年後、私たちは24話のあらすじネタバレ
自宅訪問
荻野課長の衝撃発言を聞いた千鶴は、「え?課長の家にですか?」と思わず聞き返してしまいました。
「まさか変なこと想像してるのか?」とからかわれ、ムキになって否定する千鶴。
教えてもらった住所の情報を頼りに、しぶしぶ荻野課長の自宅に向かいます。
高層マンション内の「荻野」と表札の出ている部屋の前まで来た千鶴は、緊張しすぎて顔が強張っていました。
このまま全身シャンプーを入れた袋をドアノブに引っかけて黙って帰ろうかな……。
そんなことを考えていると、突然ドアが開いて中から荻野課長が出てきます。
「来てたならピンポンくらい押したらどうだ?」と笑う荻野課長。
どうして分かったのかと千鶴が尋ねると、「そろそろ着く頃だろうと思ってな」と答えました。
「これ……どうぞ」
千鶴は持参した紙袋をおずおずと手渡しながら、家までおぶってくれたお礼だと伝えます。
日頃から女性並に多くの美容品を使用している荻野課長は、千鶴から貰ったシャンプーを見て大喜び。
「ありがたく使わせてもらうよ」と言いながら笑顔を見せます。
「はい……じゃあ私はこれで」
千鶴が帰ろうとすると、「せっかく来たんだからちょっと上がっていけよ」と声をかける荻野課長。
やけに千鶴が緊張していることに気づくと、「まさか俺が変なことするとか思ってないよな?」と顔をしかめます。
「もしこのまま帰ったら、俺のことをそういう人だと思って見てるってことだからな!」
いじけた子供のように寂しそうな表情を浮かべる荻野課長を見て、千鶴は仕方なく家の中にお邪魔することにしました。
おもてなし
「どうぞ」
満面の笑顔で千鶴を招き入れる荻野課長。
しばらくソファーに座って待っているように伝えると、荻野課長は部屋の奥に姿を消しました。
ふかふかのソファーとは対照的に、千鶴の体は緊張でガチガチ状態。
何分ソファーに座っていても、リラックスするどころか逆に体が筋肉痛になりそうです。
場を紛らわすための話題を思案していた千鶴は、さっき電話していた時に荻野課長がやけに忙しそうだったことを思い出しました。
「私が来ても良かったんですか?」と聞くと、部屋の奥から姿を現した荻野課長の表情が少し曇ります。
「大丈夫だ あの時はちょうど会いたくない客が来ててな」
しかし千鶴が来てくれたおかげで帰ってもらう口実ができたと言って、荻野課長は嬉しそうにクスっと笑いました。
リビングルームに通されると、さっき荻野課長が作ったと思しき豪勢な肉じゃががテーブルの上に置かれていました。
「せっかく家に招待したんだから、おもてなしくらいしないとな」
千鶴は荻野課長に案内されるがままに椅子に座り、肉じゃがを味見してみます。
先日テレビで見かけた面白い肉じゃがの作り方を真似してみたと言う荻野課長。
コーラを使った調理法とのことですが、千鶴がいくら食べても全くコーラの味がしません。
千鶴が「不思議ですね」と言いながら箸を進めていると、「俺も自宅でお前と一緒にご飯を食べてるのが不思議だよ」と荻野課長が照れ笑いしました。
お礼の握手
テーブルの上に並ぶ空になった食器。
荻野課長の作った肉じゃがは想像以上に美味しくて、千鶴が気づいた時には見事に完食していました。
気恥ずかしくなった千鶴は、「ご馳走になったので片づけは自分でやります」と言いながら立ち上がります。
「お客さんなんだから気を遣わなくていい」と制止する荻野課長。
「でも何かしないと申し訳ないですよ」と千鶴が言うと、「じゃあ握手してくれ」と言って無邪気に微笑みます。
荻野課長の要求を聞いて少し驚いたものの、握手でいいんなら、と千鶴は右手を差し出しました。
「ごちそうさまでした」
「おう、どういたしまして」
テーブルの上でギュッと握手を交わす二人。
千鶴は荻野課長の大きくて温かい手に触れながら、ひそかに胸をときめかせていました。
裏切り
カフェで結衣と話していた優は、飲み物をたくさん飲んで用を足したくなりました。
「ちょっとトイレ行ってくる」
結衣に一声かけると、優は席から立ち上がって店内の奥へ向かいます。
一人残された結衣は、テーブルの上に優のスマホが置きっぱなしになっていることに気づきました。
無言のまま、彼氏のスマホをジッと見つめる結衣。
そっと腕を伸ばし、優のスマホを手に取ります。
優は自分のスマホのロック画面通知をオフにしていなかったため、ロックを解除しなくてもSNS等のメッセージのやり取りがロック画面に表示されてしまう仕様になっていました。
結衣がスマホの画面に目をやると、「千鶴 話したいことがある 電話に出てくれない?」という優のテキストメッセージが目に飛び込んできます。
千鶴……?
優が自分の知らない所で別の女とメッセージをやり取りしていることに気づいた結衣。
彼女の表情に憎悪の念が浮かび上がってきた所で第24話は終了しました。
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24話を読んだ感想まとめ
千鶴と荻野課長のほのぼのしたやり取りから始まり、思わず絶句してしまう衝撃のラストに突入するまで、ジェットコースターに乗っているような気分を体感できる回でした。
相変わらず、荻野課長は良いキャラしていますね。
イケメンで清潔感抜群の容姿なのに、気取らず子供のような茶目っ気満点。
頭の回転が早くて仕事もバリバリこなすエリート。
性格がおおらかで優しい上に、料理の腕前も一級品。
これだけのスーパーマンがどうしていまだに独身なのか、不思議でたまりません。
私も荻野課長が作った肉じゃがを食べてみたいくらいです。
しかし、荻野課長が言っていた「会いたくない客」とは一体誰のことなのでしょう?
仕事のライバルか、はたまた不穏な別れ方をした元カノか。
そのうち、謎に包まれている荻野課長の過去が明らかにされるかもしれませんね。
一方、優と結衣カップルの方は、目も当てられないほど危険な展開になっています。
トイレに行く際にテーブルの上に置いていったスマホを、結衣がまさかの盗み見。
そしてついに、千鶴という女の存在を知ってしまいました。
最近、優と疎遠な関係になりかけているため、結衣は間違いなく千鶴のことを浮気相手だと勘ぐるでしょう。
精神的に追い詰められた結衣が凶行に走らないか、とても不安です。
そもそも、自分のスマホをテーブルの上に置きっぱなしにすること自体が不用心な上に、ロック画面通知を初期設定のままにしていることも間抜けとしか言いようがありません。
他の女性とやり取りしたメッセージの履歴くらいちゃんと消しときなさいよ!と突っ込みたくなります。
考えてみれば、千鶴に浮気がバレたのも映画チケットの購入履歴が原因でした。
この男には学習能力というものが無いのでしょうか?
結衣との浮気によって千鶴と別れ、今度は千鶴の存在により結衣と別れる瀬戸際。
「歴史は繰り返す」、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは、まさにこのことです。
もうすぐ優と結衣カップルの方では、昼ドラ並にドロドロの修羅場展開が勃発しそうですね。
第25話以降の展開からますます目が離せなくなってきました!
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