広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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「アラサー男女のリアルな恋愛模様が面白い」
こちらでは「11年後、私たちは22話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、お酒を飲み過ぎてすっかり泥酔状態になってしまった千鶴が、目の前にいる荻野課長を元カレの優と勘違いし、胸の中に秘めていた恨みつらみをことごとく暴露します。
千鶴に罵倒され、周囲の客にも白い目で見られる中、酔いつぶれてしまった千鶴を彼女の自宅まで送り届けてあげる優しい荻野課長。
11年も付き合った優と別れてしまった娘を心配していた千鶴の母親は、彼女に素敵な独身上司がついていることを知って安堵の表情を浮かべます。
一方、優に「結婚する気はない」と言われたことを根に持っていた結衣は、彼に電話して口論に発展。
お互いの結婚観の違いが浮き彫りになり、ついに別れ話を切り出してしまいました。
11年後、私たちは22話のあらすじネタバレ
泥酔の代償
出社した千鶴は、朝からずっと一人でため息をつき続けていました。
どれだけ思い出そうとしても、昨日の記憶が全くありません。
母親によれば、大量に酒を飲んで酔っ払った後、荻野課長におんぶされて家まで連れて来てもらったとのこと。
その光景を想像しただけで、恥ずかしさのあまり気を失いそうになります。
「ため息つきすぎ!」と隣席の藤原さんに叱られ、会社では仕事に集中しようと自分に言い聞かせる千鶴。
しかし、どうあがいても荻野課長のことが頭の中から離れません。
すると、緊急案件の最後の追加資料を持ってきた荻野課長が千鶴の所にやってきます。
思わず顔を真っ赤にして荻野課長を見つめる千鶴。
当の荻野課長は淡々とした表情で仕事の説明を続け、「これが終わったら今日は定時で上がれ」と言って何事もなく去って行きます。
荻野課長に手渡された書類をめくると、その中の1ページにセロハンテープで胃腸薬が貼り付けてありました。
彼なりのささやかな心遣いを見た千鶴は、自分の身を心配してくれることへの感謝より先に、荻野課長に嫌われていなかったことに安堵しました。
違和感
自分の中で何かが吹っ切れたこともあり、仕事は順調に進行。
全ての作業が終わって、後は荻野課長にメールで報告するだけになりました。
マウスを操作して「送信」ボタンをクリックしようとした時、千鶴の手がピタッと止まります。
直接会って報告しようかな……。
仕事報告と絡めれば、切り出しにくい昨日のことも気軽に謝罪できます。
千鶴は席から立ち上がると、さっそく荻野課長の所へ向かいました。
「お?どうした?」
デスクワークをしていた荻野課長は、室内に入ってきた千鶴を見て手を止めます。
千鶴が作業完了報告をすると、「そうか お疲れさん」と言って冷静にデスクワークを再開。
全く千鶴の方を見ようとしないため、昨日の話を切り出しづらい雰囲気になってしまいました。
「あの……課長」
「なんだ?」
ずっと下を向いたまま、視線を合わせてくれない荻野課長。
何となく避けられているような違和感を覚えた千鶴は、そのまま何も言えずに部屋を後にします。
あんな酔い方されたらドン引きされても仕方ないか……。
千鶴は肩を落としながら、トボトボとデザイン課に戻りました。
一方、荻野課長は部屋で一人になると、大きく息を吐いて体の緊張をほぐしていました。
「何を今さら恥ずかしがってんだ、俺は!」
髪をくしゃくしゃといじる荻野課長の顔は、恥ずかしさで真っ赤になっています。
迷い続ける男
結衣から別れ話を切り出された優は、親友の久志を居酒屋に呼び出して相談に乗ってもらっていました。
「結婚する気が無いなら別れよう」と突然言われ、どうしたら良いのか頭を抱える優。
久志はまだ若い彼女が結婚を焦っていることに疑問を感じたものの、それだけ優のことが好きなんだろうとポジティブシンキングを提案します。
「アラサーのお前の方こそ彼女に感謝して結婚するべきじゃないのか?」と久志に言われた優は、「俺にはまだ結婚願望は無いし結衣の本心も分からない、まるで俺があいつを養ってる感じがする」と愚痴ります。
「彼女は自分の若さを武器にしているだけだ、理想が高すぎると一生独身だぞ」と優に忠告する久志。
千鶴のことを引き合いに出し、「あんなに尽くしてくれる良い子はいないぞ」と叱りました。
「最近になって千鶴のことをよく考えるようになった」と未練がましい態度をとる優を見て、久志は「いいかげん早く忘れろ」と顔をしかめます。
「そんな簡単に忘れられるか!11年も付き合ってたんだぞ!」
怒鳴り返す優でしたが、「だったらなんで別れたんだ」と突っ込まれると黙り込んでしまいました。
「……俺からじゃない、千鶴の方から言ってきたんだ」
久志は呆れた顔をして、「お前が浮気したんだから当然だ」と吐き捨てます。
「でもたった1回だけだ!」
悔しさのあまり思わず大声を出してしまった瞬間、優はハッと我に返ります。
「……分かってる……全部俺が悪かったんだ……」
もしも千鶴が自分の過ちを許してくれていたら、俺たちは別れていなかっただろう。
優は頭を抱えながら、無様な自己弁護を続けました。
予期せぬ着信
結衣と早く仲直りするよう優にアドバイスすると、久志は居酒屋を後にします。
一人になった優は、ポケットの中からゆっくりと携帯電話を取り出しました。
その画面には、結衣から送られてきたSNSのテキストメッセージが表示されています。
優さん、さっきはついカッとなって言い過ぎちゃった……
もう1回話そ?
電話待ってる
無言のまま、結衣のメッセージをジッと見つめる優。
少し考えた後、携帯電話の電話アプリを起動して電話をかけました。
一方その頃、自室のベッドの中にいた千鶴は、荻野課長に昨日の件を謝れなかったことをずっと引きずっていました。
何とかして謝る切っ掛けが欲しい……と思っていると、枕元に置いている携帯電話が突如鳴り出します。
ひょっとして荻野課長から?
すぐに電話に出ようとした千鶴でしたが、着信画面に表示されている電話番号を見た瞬間にその手が止まってしまいました。
それは、元カレの優からの電話。
予想外の着信を目の当たりにして千鶴が固まってしまった所で第22話は終了しました。
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22話を読んだ感想まとめ
堂島優という男はどこまで愚かなのでしょう。
親友の久志に自分の本心を打ち明けているくだりを読んでいた時、あまりにもイラついて蹴りの一発でも食らわせてやりたくなりました。
恋人ではなく親子のような依存関係になっている結衣との結婚に逡巡するのはまだしも、「千鶴のことは早く忘れろ」と言われて逆切れするのは意味不明ですね。
別れた原因を千鶴のせいにしたり、浮気は1回だけだから許してくれたって良いじゃないかと詭弁を並べたりしている所を見ていると、もはやこの男は病気なのではないかと疑いたくなります。
仮に一時の気の迷いで浮気してしまったとしても、千鶴と関係をやり直すチャンスを自ら放棄したのは優本人ではありませんか。
浮気性の人間はこうして様々な口実を作って自分の行動を正当化し、同じ過ちを死ぬまで繰り返し続けるのでしょう。
言い訳をすればするほど、人間はみじめになります。
自分の非を認める勇気を持つことがいかに大切か、私達も優の失敗から大いに学ぶべきですね。
そして、結衣からやり直したいと言われた優は、ついに元カノの千鶴の方に電話をしてしまいます。
もしかして、よりを戻したいとか言い出すつもりなのでしょうか?
この時点で結衣との関係は終わったも同然ですね。
はたして、千鶴は優からの着信に出るのか?
そして、優と再び付き合うのでしょうか?
がぜんストーリーが盛り上がってきた第23話を早く読みたくてたまりません!
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