広告から大人気になったコミック「11年後、私たちは」
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「アラサー男女のリアルな恋愛模様が面白い」
こちらでは「11年後、私たちは18話」の展開・あらすじをご紹介していきます!
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11年後、私たちはの前回のあらすじ
前回は、自分の気持ちを分かってくれない優に対して結衣が激怒。
なんとか結衣をなだめることに成功した優でしたが、年下の彼女の前で「立派な大人」を演じ続けることに限界を感じるようになります。
一方、千鶴と荻野課長は映画鑑賞デートを満喫。
荻野課長は吊り橋効果を狙ってホラー映画を一緒に見ることにしたものの、当の千鶴はホラー映画が大の苦手。
青ざめた顔でホラー映画を見ていることに気づいた荻野課長は、千鶴の耳に優しい音楽が流れるイヤホンを当てて彼女を守ってあげるのでした。
11年後、私たちは18話のあらすじネタバレ
再会の朝
けたたましい目覚ましの音で起きた千鶴は、眠い目をこすりながら出勤の準備を始めました。
11年間付き合った彼氏と別れて以来、毎日のように夢の中に現れた優。
千鶴はこのまま一生元カレの影を引きずって生きなければならないのかと不安に感じることもありましたが、最近では全く優の夢を見なくなったことに気づいていました。
きっと無意識のうちに優への未練が薄らいでいるのだろう。
いつか優のことを完全に忘れられる日が来るはず、と千鶴はひそかに思っていました。
千鶴がバッグを持ってコンビニの前を歩いていると、ちょうど店内から出てきた荻野課長とバッタリ出会います。
朝の挨拶を交わしながら、「こんなに何度も偶然会うのは運命だな」と笑う荻野課長。
千鶴は彼の顔を見ながら、「いつも早朝出勤している荻野課長が何故こんな遅い時間に出社しているのだろう?」といぶかしげに見ていました。
うっかり寝坊してしまったと答える荻野課長は、「早朝出勤はきついから、俺もこれからはゆっくり出勤しようかな」と愚痴をこぼします。
「良かったらこれからは一緒に出勤するか?」
「え?」
突然同伴出勤に誘われた千鶴は、付き合ってもいないのに一緒に出勤するのは変ではないかと言って拒否します。
荻野課長は心の中で落胆しつつ、「冗談だ」と言ってごまかしながら二人で歩き始めました。
前進と停滞
その頃、車を運転していた優が千鶴の住んでいる街に通りかかります。
千鶴と別れて以来あえて避けてきた街ですが、結衣への気持ちが薄らいでいることもあって、つい癖でやってきてしまいました。
11年間愛し続けた女性・千鶴。
彼女への想いに迷いが生じた時、優は別れを選択しました。
しかし、いまだに優の心の中には千鶴の存在が色濃く残っています。
自分の選択は間違っていたのだろうか?
優は答えの出ない問題をずっと考え続けていました。
ふと車を止めて顔を上げると、前方の路上を歩く千鶴と荻野課長の姿が目に飛び込んできます。
朝の時間帯から一緒に行動している二人を見て、同じ室内で夜を共にしたのではないかとあらぬことを想像してしまう優。
他の男に自分の女を取られた悔しさがこみ上げてきて、鬼の形相の優が車のドアを開けて車外に飛び出そうとします。
その瞬間、優はハッと我に返って冷静になりました。
「今さら行ってどうする……」
優は頭を抱えながら、やり場のない怒りを必死に抑えます。
そんな優の気持ちを露ほども知らず、千鶴は荻野課長と共に電車に乗り込みました。
込み合っている電車に揺られていると、一人の中年女性が二人の間に割り込んできます。
「あ~、狭いったらありゃしないわ!」
中年女性は千鶴を乱暴に突き飛ばしてスペースを確保すると、ようやく安堵の表情を浮かべました。
一方、中年女性に突き飛ばされた千鶴は人ごみの中に放り込まれ、全く身動きをとれなくなります。
あまりの息苦しさに顔をしかめていると、突如自分の体が誰かに引っ張られました。
千鶴の手を引いていたのは、荻野課長でした。
荻野課長は千鶴を電車内の空いているスペースに移動させると、「こっちにいな」と言いながら優しく微笑みます。
お礼を言いながら、ひそかに胸をときめかせる千鶴。
荻野課長は吊革につかまりながら、「やっぱ車がいるな」と考えていました。
計算する女
コーヒーショップで休憩していた結衣は、優に買ってもらった新型のノートPCを友人の弘子に見せびらかしていました。
「学生ではなく、お金を持ってる社会人と付き合った方が良い」と得意げに語る結衣に対し、「私はキモいおじさんなんかに興味ない」と不快そうに言い返す弘子。
すると結衣は、「私の彼氏は童顔で可愛いし経済力もある」と嫌味な笑みを浮かべます。
進路に悩む弘子の愚痴を聞きながら、「私は結婚するから就職する気はない」と答える結衣。
それを聞いた弘子は驚き、「まだ結婚するには早くない?彼氏にプロポーズされたの?」と聞き返します。
まだプロポーズはされていないが、アラサーの彼氏が自分にプロポーズするのは時間の問題だと思う、と結衣は言いました。
「でも結婚は結婚、就職は就職でしょ。結衣は結婚したら仕事しないの?」
弘子に就活について聞かれ、「特にやりたいこともないし、よく分からない」と答える結衣。
「彼氏が良いとこ住んでるから、結婚すれば私は仕事しなくてもいいかなって」
結衣はコーヒーを飲みながら、イージーモードの人生設計を夢見ていました。
偶然の真相
早朝のコンビニの店内に、ブツブツと独り言をつぶやきながら立っている荻野課長の姿がありました。
「いくらなんでも遅くないか?これはちょっとけしからんな!」
窓ガラスの前に立ち、外の様子をジッとうかがう荻野課長。
いつまで待ってもなかなかターゲットが現れず、ひょっとして別の道を使ったのではないかと疑心暗鬼になります。
その時、通りの向こうからやってくる千鶴の姿が目に飛び込んできました。
荻野課長はコンビニから素早く出ると、偶然会った振りをして千鶴に挨拶しました。
全ての出来事には原因が隠れている。
久し振りに好きな人ができた荻野課長は、絶対に後悔しないように自分の気持ちに素直であろうと心に決めていたのでした。
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18話を読んだ感想まとめ
今回は、いろんなキャラクターの裏の顔が描かれていて非常に引き込まれました。
一人目は、優と交際中の女の子・結衣。
彼女は優のフィルターを通して見ると気立ての良い清純な女性に見えますが、なかなかどうして一筋縄ではいかない小悪魔キャラのようです。
経済力で男を選ぶくだりや、結婚すれば面倒な就活をしなくて済むという結衣の楽天的な人生観を見ていると、今時の若い女性のリアルな思想が投影されている気がしました。
合コンで優と出会った時からずっと、結衣はこんなことを考えて付き合っていたんですね。
ピュアに見える女性の腹黒い一面を見てしまうと、思わず「うわ……」とドン引きしてしまいます。
年下の彼女の前で「立派な大人」を気取っていた優と同様、彼を利用するために結衣もまた「良い子」を演じていたのです。
人間は、外面だけでは何を企んでいるか分からない恐ろしい生き物。
このまま優と結衣が結婚すれば、文字通り「仮面夫婦」の出来上がりですね。
お互いの真実を知った時の二人の反応がとても気になります。
もう一人は、千鶴に想いを寄せる荻野課長。
今まで何度も街中で千鶴と偶然出会ってきましたが、実は巧みに計算された芝居だったことが判明して大爆笑しました。
朝早くからコンビニの店内に身を潜め、千鶴が来るのをずっと待っている荻野課長が可愛すぎます。
こういう裏の顔は面白いから良いですね。
自分の恋心の赴くままに行動している荻野課長は、ある意味裏表のない本当にピュアな人物と言えるのかもしれません。
千鶴の気を引くために今後どんな作戦が繰り広げられるのか、第19話以降の展開がとても楽しみです。
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